カテゴリ:江戸川
中秋の名月を夜明け前に観に行く。まだ暗い江戸川土手へ上がる。土手の草むらは、夜露に濡れている。普通の靴なので足先が湿って来た。低高度に雲が垂れ込めていたが、暫くすると月が顔を出してくれた。時間とともに月の色合いが変化する。赤銅色の月が三ツ峠山方面にゆっくり沈んでいった。
満月が山影に隠れ、日の出が近くなると、対岸の樹の幹・枝が見えるようになる。すると白い木の実と見えていたもの、シラサギ(白鷺)が飛立って行く。最近のサギは、河川敷ゴルフ場の河岸をネグラにしているようだ。稲刈を終えた田んぼは、サギたちの食事場に好都合。 昨年の中秋の名月は10月1日。今年は10日ほど早い9月21日。旧暦と太陽暦との差異か・・。北アメリカでは、各月12の満月に名前がある。9月は「ハーベストムーン(収穫月)」またはコーンムーンと呼ぶ。 日本では「芋名月」との言い方がある。十五夜に里芋型団子を供える地域がある。大阪・京都だろうか。関東の月見団子は白丸タイプ、新潟・山形はアン入白丸タイプが相場。串団子にするのは岡山・愛媛が多いという。我が家は、転勤族だったせいか決まりはない。彼岸の供え物と兼用して御萩とすることが多い・・。
![]() 写真-1 江戸川土手から観る中秋の月。 ![]() 写真-2 十四夜の残月と関西風月見団子。 ![]() 写真-3 赤銅色になって西の山地に沈む。 ![]() 写真-4 江戸川右岸の岸辺が明るくなった。 ![]() 写真-5 シラサギのネグラ。 ![]() 写真-6 そして日の出を迎えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021年09月22日 06時36分47秒
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