カテゴリ:ふるさと樽景色
日本海を見下ろす丘陵に、「北の美術豪邸」と呼ばわれる旧青山別邸がある。青山家は祝津の大網元。にしん漁で巨額の富を築き上げた。この財を使用して、大正6年から6年半余りの歳月をかけて別邸を建てた。
北前船で運ばれた最高の素材と匠の技で建てられた母屋には、春慶塗(しゅんけいぬり)が施され、18室の各部屋の襖絵や書は、当代一流の画家・書家が描いている。2011年、有形文化財として国に登録された。小樽市の指定歴史的建造物(第3号)でもある。 旧青山別邸内の各部屋の写真撮影は禁止されている。バンフレットとホームページなどにより、「八仙人の間」と「牡丹の間」、「うぐいす張りの廊下」を掲載。帰り際、出入口近くに「石狩挽歌」の石碑があった。なかにし礼氏が作曲したヒット曲。彼は、少年時代小樽で過ごしている。
写真1 貴賓館レストランから旧青山別邸を見る。 写真2 旧青山別邸の正面。 写真3 個性的の鬼瓦。 写真4 豪邸内の一部様子。八仙人の間、牡丹の間など。 写真5 枯山水庭園にある龍の姿に似た赤松。 写真6 出入口の門と石狩挽歌の記念碑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年05月24日 06時00分08秒
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