カテゴリ:国内旅景色
徳川家康生誕の地、岡崎城を訪ねた。昔、三河と呼ばれた国に築かれた城。東海道上に位置し、かつ西側に大きな矢作川(やはぎかわ)が流れている。三河山地と三河平野が出会う土地で、中世・江戸期を通じて東西を結ぶ要衝であった。
岡崎城初代城主は、西郷頼嗣とされる。松平氏と今川氏城代を経て、家康が「桶狭間」後の約10年間(1560年から1570年)居城する。駿河と甲斐に備えるために浜松城に移ると、岡崎城は嫡男信康に託す。明治維新を迎えると、城郭は取り壊される。しかし市民の切望で、昭和34年天守が復元された。 神君出生の岡崎城は龍にまつわる伝説がある。3層5階の復興天守に隣接して、家康と本多忠勝を祀る「龍城(たつき)神社」がある。「5万石でも岡崎さま、城下まで舟が着く」と謳われ、舟運で栄えた。岡崎城下の発展を紹介する3階を通り、5階の展望台に上る。三河の山河と発展した市内を眺める。
写真1 持仏堂曲輪から岡崎城を見る。 写真2 天守館出入口と龍城神社。 写真3 巽郭と石垣。 写真4 天守展望台からの眺め。 写真5 館内3階の展示物。 写真6 東海道の岡崎城と広重が描いた矢作橋。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年11月09日 05時00分08秒
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