カテゴリ:江戸・東京
その建物は、遠くからでも目立つ、東京ビッグサイト(東京国際展示場)。逆三角形を支えているようなフォルム。ピラミッドほどの安定感がなく、不安定な印象を受ける。要するに頭でっかちなのだ。しかし、建築設計上、大きな揺れに耐える構造物とされる。外壁は、塩害対策として特殊チタンを使用している。
臨海エリアのシンボリックな東京ビッグサイトは、1995年に竣功している。但し、当時「世界都市博覧会」のテーマ館になるはずだったが、この年の東京都知事選挙において青島知事が誕生する。すると公約どおり、博覧会を中止とした。次の石原都政で臨海部は、アーバン都市化が加速される。 2020東京オリンピックでは、ビッグサイトも大会会場として使用された。国内外の報道の拠点となる「MPC」(メインプレスセンター)と国際報道センターとなり、関係者4600人を収容したという。2階のデッキからは、臨海都市の景観を望める。この場所で外国の記者たちも潮風中で、ひと息ついたと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年09月25日 06時00分12秒
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