テーマ:GUNの世界(3887)
カテゴリ:GUN具(タナカ-Model Gun)
10月からは値上げラッシュ。飲食料品は軒並み値上がりするし、ゆうパックも値上げ。涼しい秋が待ち遠しいけど、またバラマキ対策で利権関連だけが潤って日本全体が貧しくなる構図が繰り返される思うと憂鬱です。
さて今回は「タナカ コルト コブラ R-model HW」モデルガンです。 ![]() 実銃はディテクティブの軽量アルミフレームモデルだったので、単なる刻印バリエーションになるかと思ったら、1951年に発売された1stモデル(ディテクティブは46年以降の2ndモデル)として、細部を変更して雰囲気を変えてきました。 同時に発売されたチーフのトラビスモデルと最後まで悩んだんですけど、単なる刻印違いでhなかったので「COBRA」の入手となりました(自分を納得させる後付け理由かな)。 ![]() 個人的には「コルト コブラ」と聞くと、大昔に雑誌の広告に載っていたマルゴー(だったかな)が発売していた廉価版モデルガンのイメージが強く(実際に弄らせて貰った事もあるのですが、スズキのチーフだったかもしれません)、何となくオリジナル玩具銃のイメージでした。 後にちゃんとした実銃があることを知って大いに驚いたものです。それが理由で「COBRA」の名前に惹かれるのかもしれません。 ![]() ▲ 左:ディテクティブSP 右:コブラ 1stモデルの特徴が、この短いエジェクターロッド。ディテクティブと比べると短さが際立ちます。ロッド先端でシリンダーをロックする必要の無いコルトが、何で短いロッドを採用したのかは不明。実銃だったら絶対エジェクションし難いのは分かると思うんですけどね。 バレルの「COBRA」の刻印が良いですね。昔から「PYSON」「DAIAMONDBACK」「KINGCOBRA」「ANACONDA」等の蛇シリーズが有名でしたけど、ちゃんとした「COBRA」刻印を観るのは感慨深いです。 ![]() 1stモデルのもう一つの特徴が、このベークライトグリップ。51年当時はアルミフレームと樹脂グリップの採用がセンセーショナルだったらしいですけど、今の感覚だとイマイチピンときません。 最もマーブルっぽい成形色のグリップは雰囲気も良く、木製を意識したケミウッドグリップと違い交換する必要を感じさせないのが良いですね。サイドプレートのランバンコルトのロゴがしっかり中央に移っているのも良いですね。 ![]() 前作のディテクティブと比べると、雰囲気が変わっていて良い感じです。一般の人には同じものに見えるでしょうが、この微妙な違いが大事ですよね。シルエットが同じでも、オフィシャルポリスよりも気に入ったかもw 今日はここまで!!!!!!! 新しくトイガンサイト始めました→お座敷SHOOTERS.com フェイスブックページ始めました→お座敷シューターのトイガン日記 ミリタリーランキング ![]() タナカワークス Colt Cobra.38 spl 1st Issue R-model HW ブラック 2インチ(発火式 モデルガン 完成 リボルバー) /タナカ tanaka コルト コブラ ![]() タナカワークス モデルガン本体 COLTディティクティブ・スペシャル.38spl 2" 2ndイシュー"R-model” HW リボルバー 18歳以上 サバゲー 銃 ![]() タナカ .38special モデルガン用 カートリッジ 6発セット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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タナカは、ベークライトグリップと主張していますが、私が専門サイトで読んだところによると、コルト社は、Coltwoodにベークライトは採用していないとのこと。これは、1940年代後半から1950年代初めまでのGMやウッズマンのグリップと共通するナイロン系樹脂ではないかと思います。この樹脂、50年代中期から可塑剤の配合が代わり、収縮、変形、変色が起こったことで有名です。
ちなみに、コルトのメダリオンは、40年代までランパンコルトの頭がLの下、50年代からCの下に移動しますが、この樹脂グリップの頭はLの下にあるので、金型ができたのは恐らく40年代末期と思われます。 (2023.09.30 19:41:42)
Schutze600さん
どうもです。 成る程、ベークライトでは無いのですね。素材関連は難しいです。 細部まで教えていただき、ありがとうございます。 勉強になりますw (2023.10.02 11:24:36)
実は、コルト社は、使用した樹脂グリップの成分について全く公表していないのです。名称は、全てColtwood。よって、どんな分厚いコルト銃器の専門書にも、Coltwoodとしか書いてありません。
しかし、海外コレクターのネットフォーラムでは、あれやこれやの書き込みがあり、ベークライトを使用していないというのもコルトフォーラムからの情報です。ベークライトは、脆く割れやすいのが欠点ですが、コルトの樹脂グリップは、縮んだり変形した物はよく見ますが、衝撃でパックリ割れた物は見ない気がします。 (2023.10.03 16:13:51)
Schutze600さん
どうもです。 細部にわたる情報ありがとうございます。 コルトオフィシャルの情報では無く、コレクター層の情報って事ですね。どこの国もマニア層の探究心は凄いものがありますから、ある意味オフィシャル以上の正確性がありますね。 グリップの経年変化からも裏付けられているというのも説得力がありますw (2023.10.06 10:42:37)
ばらだぎさんへ
コルトウッドに関して議論しているコルトフォーラム記事がどこかにあったはずと今まで探していたのですが、やっと見つかりました。 https://www.coltforum.com/threads/coltwood.384063/ ここに、ベークライトかそうでないか識別するための面白い方法が紹介されています。それは、「Hot needle test」というもので、熱した針を熱に強いベークライトに刺しても刺さりませんが、Coltwoodのグリップに刺すと樹脂が溶けて刺さるとのこと・・・実物グリップがもったいないので、試してはいませんが・・・ (2023.10.16 13:51:00)
Schutze600さん
どうもです。 貴重な情報ありがとうございます。 確かにベークライトには熱した針は刺さらないでしょうね。でも貴重な実銃グリップに試すのはためらうのは当然でしょう。 入手が容易な(ジャンクを含めて)、アメリカだから実施できる識別方法ですね。 (2023.10.18 23:55:57) |
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