|
全て
| 目次
| 2nd ライフ
| ネットワーク社会と未来
| マルチチュード
| アガルタ
| シンギュラリタリアン
| 地球人スピリット
| マーケットプレイス
| ブログ・ジャーナリズム
| OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2
| mandala-integral
| レムリア
| スピノザ
| ブッダ達の心理学1.0
| シンギュラリティ
| agarta-david
| アンソロポロジー
| バック・ヤード
| チェロキー
| 環境心理学
| osho@spiritual.earth
| スピリット・オブ・エクスタシー
| 22番目のカテゴリー
カテゴリ:シンギュラリタリアン
![]() 「レイ・カーツワイル 加速するテクノロジー」 NHK未来への提言 2007/05 レイ・カーツワイル /徳田英幸 日本放送出版協会 全集・双書 92p ★★★★★ コンパクトな一冊だが、なかなか読み応えがある。 「スピリチュアル・マシーン」1999、「ポスト・ヒューマン誕生」2005につづくカーツワイルの注目の書だが、この本は、それぞれの業績を踏まえたうえでの対談集ということになる。NHK「未来への提言」シリーズとしては、リサ・ランドール「異次元は存在する」の続刊に位置する。 80年代初頭においてパソコンが登場した時、最初の戸惑いはいつの間にか消えはしたけど、その魅力にすっかり取りこまれてしまった。90年代中盤においてインターネットが登場したときも、最初はいぶかしながらも、やはり、もうネットなしには何もない、というほどに入れあげてしまった。 さて、21世紀になって、ここでレイ・カーツワイルが、今後GNR革命が起きる、と預言する時、かつての新テクノロジーの登場以上の戸惑いがある。遺伝学(Genetics)、ナノテクノロジー(Nano-technology)、そしてロボット工学(Robitics)、この三つのテクノロジーが今後の革命の中心になるという。カーツワイルの三位一体モデル=トリニティ、というところか。 どれをとっても現代の地点においては、門外漢にとってはその技術の進行の度合いも分らないし、ことの真偽を判断することは難しい。しかし新しいテクノロジーに対する抵抗は常にあり、またその抵抗の理由も確かに存在する。しかしカーツワイルは、もっともっと人類を一歩も二歩も前に歩みだすよう後押しする。 対談者の徳田英幸も、その先見性に敬服しながらも、2020年や2045年に特異点がやってくると主張する<シンギラリタリアン>カーツワイルの説には、必ずしも全面的に賛成しているわけではない。しかし、かつての預言の的中度か考えて、その説を容易に否定することはできない。 カーツワイルの本は、厚さ5センチを超えるような大冊だ。読む楽しみは確かにあるが、なかなか読みきることは大変だ。そんなときには、このような100ページ未満のコンパクトなこの一冊が、概略的ではあるが、彼のかなりなエッセンスな部分を抜書きしてくれているので、重宝する。
Last updated
2009.02.11 20:29:13
コメント(0) | コメントを書く
[シンギュラリタリアン] カテゴリの最新記事
|
|