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地球人スピリット・ジャーナル1.0

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2009年4月1日

地球人スピリット
・ジャーナル2.0


へ引越しました。

2008.06.01
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カテゴリ:agarta-david

「アウト・オン・ア・リム」愛さえも越えて
シャーリー・マクレーン /山川紘矢・亜希子  1986/03  地湧社  単行本  421p 
文庫本1999年04月
Vol.2 No.0109 ★★★★☆

 シャーリー・マクレーン。ネットで検索してみると、結構だなぁ。この本がでた当時の写真だと、その外見と本文の内容が、なんとも魅力的なギャップを保っていたけれど、、現在の姿の画像で表紙を作ったら、それこそ、転生輪廻とか霊媒とかという話題と、ぴったり、という感じがする(でもないかw)。

 この本に登場する人物については、プライバシー保護のため、何人かの性格を混合させており、また出来事のいくつかの順序も変えてある。しかし、書いてある出来事はすべて本当のことである。p3

 「性格を混合」しており、「順序」も変えてあるのに、「出来事はすべて本当のこと」という文脈は、私には理解できない。最初から「たとえ話」と明言している「聖なる予言」よりかは、なにか裏付けがあるんだな、とは思うけれど、物事の順序を入れ替えたり、性格をぼやかしたなら、やはり「すべて本当のこと」というわけにはいかないでしょう。

 日記をつけたり、テープレコーダーを持ち歩いたということだから、要所要所はリアリティを持って読むことはできるけれど、まぁそこは「たとえ話」よりはマシかなという程度にとどまる。むしろ、フィクションとノンフィクションが入り混じっていれば、読む側にとっては、これもまた勝手にイメージしてしまうことになるので、いずれにせよ、このようなテーマは文章化されて、多くの人に理解されるということはなかなか難しい。

 エミー賞を5度受賞し、また1984年にはアカデミー主演女優賞を獲得。世界各地を訪問し、活躍の場は政治活動にも広がり、民主党大会のカリフォルニア代表に選出され、大統領選挙においては女性問題委員会の共同議長もつとめた、という輝かしい経歴は、確かに人々を説得する力を持っている。だからこそ、これだけのベストセラーになり、多くの人々へ影響を与える「教師」の役割を担うように運命づけられていたのかもしれない。

 この本の原初は1983年に出版されている。女性に対しては失礼な書き方になるけど、1934年4月24日生まれの彼女、49歳の時にこの本が出版されたことになる。この本にでているストーリーは彼女の40代の出来事とされているから、60年代や70年代のアメリカにおけるカウンター・カルチャーの影響をもろにうけていたことになる。

 この本の主テーマは、霊媒や転生輪廻や宇宙生命のようなものにつながっていく話題だ。それを彼女を取り巻く恋愛ドキュメンタリー風にまとめられている。ソウル・メイトなどの概念も提供されている。この本が80年代に世界中で大ヒットして、多くにいわゆる「ニューエイジ」シーンに大きな波を作ったことは間違いない。私はこの本と「バシャール」シリーズを今でも混同して記憶しているのだが、これらの本がすでにほとんどすべての一般公立図書館に所蔵され、なおかつブームも終わって「閉鎖書庫」に仕舞われている時代の現在になってこそ、落ち着いてこの本の本当の真価が論議されなくてはならないように思う。

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次につづく






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Last updated  2008.06.01 22:16:07
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