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カテゴリ:オーラの泉
8年前に別れた恋人は、名古屋から一緒に上京した方。
青「私はお笑いをやるために上京したんですけれど、 でも、べつにお笑いとかTVで成功しなくても、 『まあ、その人と結婚すればいいや。』と思って、甘えがあったんですね。彼と別れたときに、 『本当に私は仕事をしなくてはいけない。どうにか成功しなくてはいけない。』と 意識が変った時だなあと思います。」 美「どっちが三行半(みくだりはん)を突きつけたの?」 青「向こうです。上京して一年足らずだったと思います。」 美「シャンソンみたいね。シャンソンにあるのよ。 ♪男とふたりして 国を出たけど すぐに捨てられた バカな私さ 寝言のような くどき文句を まともに受け取った バカな私さ♪ っていう歌があるの。それね。」 青「非常に悲しいですけど、そうですね。」 美「ロマンティックでいいじゃない☆」 国「名古屋に戻ろうということは考えずに、頑張ろうと思えたんですか?」 青「何でしょうかね、全然戻る気はなかったんですよ。」 美「無駄よ、そんなこと。だって頑固だもの。」 江「別に、恋愛じゃないですから。実るような相手じゃないし。 その時いたらいい拍車、きっかけ。」 美「だってひとりで行くより、ふたりで行った方が怖くないじゃない。それだけの話。」 国「結婚してもいいかなと言っていたのは・・・。」 江「嘘嘘☆」 青「そうかな・・・。でも、ものすごく依存はしてましたけどね。」 江「そんなの、いつもじゃないですか☆ そうかといって、『大丈夫?』と近づいたら、パーンと突き放すようなね。」 青「もう、よくわかってらっしゃってねえ☆」 江原さんの先制攻撃に、青木さん、少々毒気を抜かれたよう。 国「結婚願望はあるんですか?」 青「ありますよ。」 江「まあ、言うだけタダだから☆」 青「いいえ、そんなことない・・・。子供が欲しいなって思いますし・・・。」 国「今は、仕事が第一ですか?それともそういう方があらわれたら、 そちらが第一になるんですか?」 青「あればいいなと思うのは、この人と一緒になるなら、仕事よりもこの人をサポートしたい、 という方に出会えるというのはいいなとは思いますけど・・・。」 江「ない!」 青「切られましたね。びっくりしましたね。」 江原さん、青木さんの普段の姿がうつったかのように、はっきり突き放して、しかも笑顔です☆ 青木さんは、お仕事がないときはご自宅にこもり、膝を抱えてじーっと静止しているのだそう。 美「それが小さい頃からの、不安症で暗くて内向性で・・・。」 江「内面はとても女の子なのに、部屋の中も全然、そういう雰囲気を作らない。」 青「いま、仕事以外の時間は、本当に一人で居るんです。あんまりボーっとしてるから、 いきなり仕事でしゃべったりすると、どれほどのパワーを出せば声が出るのかが わからないときがあるくらい、一人で何にもしないんですよ。」 美「前世がロダンの彫刻だったのよ☆」 歩くときも、前かがみになって老婆のように移動するそうで、 「自分でも、どうしてそうなるのかがわからない。」と。 このことにもちゃんと意味があるようです。 不思議な体験は、名古屋から上京して、恋人と別れたとき。 青「一人暮らしをするために部屋を探していて。中野駅近くで、 2LDKで5万以内の部屋が見つかったんですよ。広くてバスがセパレートで。 でも見に行ったら、東南角部屋二階なのに、カーテンを開けてもすごく暗いんですよ。 仮契約をしたら、その日のうちに、交通事故にあったり、祖母が入院したり、 人間関係が上手くいかなくなったり。」 結局、そのお部屋には住まなかった。 あとから霊媒師の方に見てもらうと、そこで不幸があり、住んでいたら危なかったとのこと。 国「これは江原さんにはどう見えるんですか?」 江「そう思います。だからそういうところに行くと、家賃がお安かったり。 あとで申し上げますけれど、青木さんは本当に霊的サポートが多いんですよ。 守護霊さんも本当に立派だし。だから危険を未然に防いでくれていて。 大難が小難、小難が無事。霊能もとてもお強いんですよ。 それは『見える』とか『聴こえる』とかではなくて、『自分できちんと感じ取ってゆく』。 こういうことを言うと営業妨害ですけれど、ものすごく立派な方ですよ。」 青「いえ、立派って営業妨害でもなんでもなく。ありがとうございます。」 恋愛や結婚について話す青木さんが、本当に求めているのはお母さまの愛。 江「お母さんのことを本当に愛しているのに、本音が言えない。心、腹が割れない。 お母さん自身の愛を感じられて、お母さんを素直に愛すことができれば、 他の人も愛せるようになる。」 青「努力はしてるんです。」 江「小さいときから、どこかで褒められたい。 嘘つきと言うけれど、それは本当はお母さんに向けられたもの。 『どうして、いま此処で頑張っているんだろう』それもお母さん。 『私は私の道でやる。それを褒めて。』」 文化的な中で育てられながらも、とても厳しく、一辺倒に叱られてきた。 傷つけられるのが怖いのも、いつも「責められる」という気持ちが強いから。 江「お母さんにしてみれば、責めているつもりはなくて愛情なんだけれど、 青木さんのお母さんに対する思いは『私は否定されている』『怒られている』 『どうすれば怒られないんだろうか』。」 青「その通りです。」 江「でも、お母さんには腹が立たないでしょう? ご自分のポリシーとは違うかもしれないけれど、立派な方。 敵わないところは敵わないでしょう?でも、私は違うんだというところがあるだけで。」 青「そうですね。」 美「この方は、きちんとした育て方をされた方だなということを思わせるものが 身に付いちゃったのよ。だからそれはありがたいのよね。 自分で気が付かなかったでしょうけれど。お母さまの厳しい育て方、 それが育ちの良さとして出てきてるんだから、それは感謝なさった方がいいわよ。」 青「わかりました・・・。」 最初と違い、少し納得のいかない様子です。 お母さまに素直に対そうと努力なさりつつも、どうしても反発してしまう。 これは以前、ご出演になったフジコ・ヘミングさんと同じ。 江「お母さんには愛情はあるんです。あるんだけど、でも絶対に褒めない。 フジコさんもそうでしょう。『馬鹿』としか言われたことがない。」 美「フジコさんのお母さんは亡くなっていても『私は褒めません』って言ってるんですものね。 「フジコ・ヘミングさん」 青木さんが欲しかったのは、100の言葉よりも、ひとつの愛の眼差しだったのよね。 黙って、にっこり笑って、優しい顔でじっと覗きこんでてね、 『いいよ』っていう風にやってくれる。それを望んでたのよ。それがなかったのよね。」 江「肌身のぬくもりでね。いままでの恋愛も求めているのはそれだけだから、 未来がなかったんですよ。お母さんの代用でしょう? そういったところから抜け出ないと、本当の愛にはなかなか行かないんです。 本当に欲しいのはお母さん、母の愛なんですから。 その代用をやっているようでは恋愛になっていない。 まだまだ、恋愛をするお年頃になってないということですよ。」 国「もう33なのに?」 青「うるさいよ!・・・そうだね・・・。」 江「受け止めてくれさえすれば、嬉しい。 お母さんを敵視するというのは、まだ乗り越えていないということ。乗り越えれば 『ああお母さん。お母さんも大変だったんだな。気の毒だな。』とか、 そういう眼差しで見られるようになるんですよ。」 美「あなたはストップモーションになっているのよ、思考が先に行かないの。 今日、起きたこと、『誰にああ言われた、こう言われた』。 とにかく、現在以前、過去、後ろだけのことで、手一杯なの。前の方に進んでいない。」 青「それは嫌ですね・・・。」 江「青木さんはもっともっと、内面はエレガントで、育ちの良さがあって。 そういうことを全部否定しているから。」 美「だから、宝の持ち腐れなのよ。さっきから見てると、本当にお行儀がよくて、崩れないのよ。 それだって躾けられたからでしょう?気が付かないうちに、お行儀のよさが身に付いているのよ。 それは感謝しなくちゃ。あなたは恨むばかりで。」 青「そうなんです・・・。」 ☆ 今回のお話は本当に深いと思います。 親への思いを乗り越えられずに、恋愛や人間関係がうまくいかなかったり、 過去ばかりを肥大させて、前に進めないということ。 私もヨガに出会うまでは長らくそうでしたが、自分の内を観て調べ、 両親に感謝できるようになってから、心がとても楽になりました。 「☆内観法・禁戒 ヨガセラピストになる場合、必ず行うように勧められているのが内観法。 ・人様に迷惑をかけたか ・嘘をついたか ・盗んだか について瞑想します。 【人様に迷惑をかけたか】 これを調べるためには ・お母さまにしていただいたこと 15分 ・お母さまに御返しできたこと 15分 ・お母さまにかけたご迷惑 30分 の瞑想を。 不幸になる人は、かけられた迷惑を考えるのだそうです。 自分がこれだけやったのにあの人はこうだ、というメンタリティ。 人と上手くいかないのは、自分の中の暴力的なものを感じ取られてしまうから。 高慢になった場合も、反発されてしまいます。 親御さん自身が、そのご両親へのわだかまりを解決していないと、 知らぬ間にそのわだかまりを周囲に伝えてしまい、 それがお子さんのストレスとなって現われるのではないでしょうか。 次の世代に引き継ぐのは、よきものを。 外に問題が見えたら、まず自分の内を観ること。 痛みは大切なメッセージですね。」 「ヨガ講座41・内観法」 「ヨガは首から上、心身のすべてを支配している頭のトレーニング。 頭がきちんとコントロールされれば、人格が上がってゆきます。 あの人にああ言われた、あの人にこうされたではなく、 あの方はこのように生きてきた、だから○○なのだということを きちんと理解すると、すべてが変わってゆくのです。 頭のトレーニングによって、理解の仕方があやまっていることが問題を作ることに気づくこと。 外に向いている意識を内側にむけ、目に見えてよくわかる人のことではなく 自分の内を観ること。 心は変わるもの。 自分の心が常に動いていることを認識すること。 心が外に向いてしまったら、意志の力を借りて心を適切な場所に引き戻すこと。 呼吸は心・感情と連動しています。 怒りやすい気質の方と落ちこみやすい気質の方では、呼吸の仕方が違っています。 自分で意識すれば調整できる呼吸を、明るいものに変えれば、 心の質が変わり、ものごとに対する反応の仕方も変わってゆきます。 意識がどこに向いているかが人格を作る。 ヨガは体と呼吸と心の動きをきちんと意識し、制御するための哲学。」 「子供が抱えるストレスについて」 未熟な心が大事に抱えた自画像を、今此処で越えるために。 明日に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 25, 2006 11:08:30 PM
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