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カテゴリ:オーラの泉
マイナスのエネルギーを発する原因は、身の回りにおくものからも。
江「前世では、ずいぶんと願や呪いを掛けたりしてるんです。だってそういう世界だから。 ごめんなさい、その習慣で、変なジンクスやおまじないやお守りを、どこか引き寄せてしまう」 美「持ってるの?☆」 友「持ってます・・・」 江「本当に申し訳ないけれど、ごめんなさい。気持ち悪いエネルギーを放っています。 蛇がいっぱい絡み付いているような映像が見えて。 実際にそういったものがあるのではなくて、エネルギー。 情念とか願いを叶えるというのは、欲得でしょう? 本当は、全ては努力じゃないですか。 なのに欲得で『こうすれば得をする』『こうすればよくなる』 そういうお守りばかり自分の周りに置くのは『楽して得よう』という思いでしょう? 願を掛けるのも、努力の上だったらいいんですよ。 ただ願だけで何かをしようとすることは、誰かを蹴落とそうということになるから いいことのように見えて、非常にマイナスのエネルギーを引き寄せるんです。 努力なくして祈ったり、おまじないをしたりするのは 呪いと一緒、呪うつもりがない呪いですよ。 いろんな人、霊能者みたいな人に聞いて、これがいいと聞くと試したり、お札を貼ったり 呪詛(特定の人に災いがかかるように神仏に祈ること)みたいなことを やったり・・・。ごめんなさい、あんまりやると自分の世界を汚しますよ」 国「どうですか?」 友「もう、ちょっとドキッとしましたね。いろんな人にみてもらい過ぎですね」 江「そう。しかも、その人たちに共通して言えるのは、『現世利益』」 美「現世利益は、この世の物質的なご利益ばかりで、心のご利益ではないの」 江「あなたの心の幸せへのアドバイスをしていない」 美「仕事とかお金とかね」 江「『こうすれば得られるよ』『こうすれば出世できる』そういうことしか言わない。 『これをやりなさい。家の中でこういう風にすると運が向くのよ』 『こうすればお金が入ってくるよ』好きでしょう?」 友「はい・・・。」 江「TVをご覧の方も多いと思います」 美「みんなそうよ」 江「そういうものだと思います。だから、蛇、仏さん、ちょっと違う気持ちの悪い弁天さん、 いろんなものが周りに見えて、何をそんなに願ったり、もらってきちゃったの?という・・・。 龍神の何とか、全然竜神じゃなくて、これは蛇・・・みたいなものとか・・・」 国「お家にありますか?」 友「あります。はい・・・」 江「何人もいらっしゃる。ちょっと霊能があるとか・・・。 はっきり申し上げておきます。霊能は当たれば凄いではないんです。 当たるとか外れるとかは、実は当てにならないんです。 数学の式と同じで、マイナスとマイナスを掛けてもプラスになる。 要するに、悪い低級な霊を使っても、力は出て、ちょっとは当たって、何かができてしまう。 プラスとプラスを掛けてもプラスになる。けれども、結果は違う。 力としては同じ結果のようだけれども、出すエネルギーが違う。 プラスとプラスを掛ける人は、本当に生きる希望を与えるんです。 そして、どんな自分だとしても、例え、病気になっても、お金を失っても 幸せな気持ちにさせてくれる。幸せだと実感させてくれるんですよ。 マイナスとマイナスを掛ける力を持つものやアドバイスは、失ったら恨みに入って 今度は人を蹴落としてでも取ってやるという気持ちを助長させて どんどん惨めな思いにさせるんです。 今度はプラスの、陽の道。マイナス、陰の道は前世で卒業。その方が曇りがとれますよ。 『ああ、私ってこれだ』って、裸で生きられる。本当はそれを望んでるはずだから」 国「それがすっきりということなんですね」 江「本当は悪い人じゃないんです。苦労をいっぱいしてきて、苦労の垢が取りきれていない」 【スピリチュアルな人生に目覚めるために】 美「『運が良くなるにはどうすればいいんですか?』 微笑んでいればいい、優しくすればいい。 世の中に優しい人が嫌いな人っていますか。 冷たくて、エゴイストで、利己主義な人はみんな嫌いでしょう。 でも、思いやりがあって優しい人を嫌いな人って、誰もいないのよ。 そうすると、仕事運もよくなる。 『あの人が来るとなんだかあったかくなって愉しくなるから呼びましょう』 行動範囲も広がる。いつも微笑んで、優しくて、思いやりがある。ただそれだけなのよ。 そうすると、どんどん運が開けてくるの。自分で運を呼ぶのよ。 そうしたら、お札もなにもいらないのよ」 江「美輪さんのおっしゃる通りで、それを私は『波長の法則』と『カルマの法則』と言うんです。 波長の法則は『類は友を呼ぶ』。(ネガティブな人の周囲には同じ波長の人が集まる) 『私の周りにはどうしてろくな人がいないの?』それはあなたがろくでもない人だからです。 自分が引き寄せているということ。 カルマの法則は『自ら蒔いた種は自ら刈り取る』。 美輪さんがおっしゃったように、実は微笑みもサービスなんですよ。微笑みは相手のため。 人を幸せにすると、自分に還ってくるんです。これも努力なんです。 『何にもせずに、運だけ欲しい。』=『依存心、努力もせずにいいものだけ得たいと思う 悪い種』が、蒔いた方へ還ってくるんですよ。 そうすると、依存心や騙してでもよくなりたいという人間が寄って来てしまうんですよ。 結局は、どんなに望んでも、努力以外にはない。棚からぼた餅はないんです。 ちゃんと理由があって、いつも太一くんが言っているように・・・」 国「・・・!偶然じゃなくて、必然なんです☆」 江「理由があって、還ってきているんです。そのことを理解してゆけばいいんです」 お二人がこんこんとお諭しになって、納得された友近さんの周囲に ようやく観音さまの姿が見えてきたそう。 江「前世の人も観音さまの信仰をされていて、素晴らしい清らかな心を持っていたんです。 本人が『夜叉になる』と決めてしまったから。でも本心じゃない。 白衣観音(びゃくえかんのん 災いを消し、命を延ばす功徳がある)が見えてきて」 守護してくださる方は、着物姿で割烹着をつけた料亭の女将さん。 江「ようやく雨雲が少し晴れて、太陽の光がでてきた感じなんですよ。 友近さんは、いままでにずいぶん友達を助けている。そういうことが いろいろなものを除去していって、 いい方へ向けてちゃんと還ってきている元でもあるんですよ。 本当に悩んでいる友達にはとことん話を聞いてあげていますね。 御礼としてそれが全部還ってきているんです」 美「芸もあなたのその優しさが常に溢れていればいいの。 この世にいるのは、それぞれいろいろな問題のある人。 問題のない人は、この世に生まれてこないのよ。 TVを観てくれている人、劇場に来てくれている人、それぞれ、大なり小なり、 いろんな悩み、苦しみ、孤独、不平不満が、ない人はいないのよ。 素晴らしい人格に近づくために、みんなが苦しみながら勉強しているの。 『お互いにご苦労さまですね、菩薩行(ぼさつぎょう 他者に対する慈悲を重視し 最高の悟りに到達しようとする修行)と言うのはね』という気持ちで皆さんに接して、 それで自分の芸を見せるでしょう? そうすると、それが癒しになって、励ましになって、慰めになるの。 本当に自分の役目として、多くの孤独な人たち、不平不満のある人、気の毒な人、 そういう人たちを一人でも、この瞬間、短い時間だけでも、慰めましょう、 力をお貸ししましょう、エネルギーをあげましょう、という精神で行う芸風は、 自分も気持ちがいいし、どんどん伸びてゆくの。不思議ですよ」 江「せっかく苦労された魂の経験がいっぱいあるわけだから、 もっと裏も出された方がいいんですよね。さきほどの 『夢に出たから出演料頂かないとね』と言ったママも、 一人で、女手で子供を育てているかもしれない、 病気の母がいるかもしれない、お店の家賃も高くて、力のあるパトロンもいないかもしれない。 『出演料頂かないとね』というしたたかさも、いろんなところ、 人間としての様々な菩薩行がある」 友「その人の裏設定、バックボーンみたいなものを・・・」 江「それを深く表わせる方のはずなんです。笑いだけじゃなくてほろりとさせるものも、 全部、見事にのり移るように表現できる人のはずです」 国「きれいな方向へ進んでいって・・・」 友「はい。見えてきましたね」 ☆ 友近さんへのスピリチュアルメッセージ ネガティブな人の周囲には同じ波長の人が集まります。 素晴らしい人と出会いたいなら、まず自分自身がポジティブになることです。 ☆ オーラの言葉 運が良くなりたければ微笑んでいれば良い。人に優しくすれば良い。 思いやりと優しさで運は開ける。 ☆ 「普通の人は、占いに頼る 幸せに成功している人は、占いを活かす」 「春夏秋冬理論」という本でこの考えを知ったとき、 心の雲がパッと晴れたような気持ちになりました。 占いの結果に一喜一憂していた頃は、何のためにそういったものに向かうのか 自分でもよくわかっていないままに、振り回されていたように思います。 「出会った本はあなたの軌跡・占い本の真実」 どんな状況も、自分を磨くための場所。 別れも破壊も、次の出会いのための端緒。 出会い、味わい、別れ、 創造、維持、破壊 それを次々繰り返し、 人は進化の道を螺旋を上るように辿ってゆく。 「素晴らしい人格に近づくために、みんなが苦しみながら勉強しているの」 菩薩行(他者に対する慈悲を重視し最高の悟りに到達しようとする修行) 須藤元気さんの回にもありましたが、慈悲はただ甘やかすということではなく ときに谷底に突き落とすような厳しさ=慈と 血を流しても相手を守る=悲を伴った、人が成長するための本当の優しさのこと。 「慈悲の心・須藤元気さん」 何を行うかではなく、どう行うか。 螺旋をよりよく辿るために、お二人の言われた菩薩行、 全ての方々が、同じ世で努力し互いに慈しみ合いながら進んでいることを心に留めて 日々の行ないをしてゆくと、生きる道行きをはっきりと照らしてくれる、 本当にどんどんと明るくなった友近さんのお顔を拝見して、感謝しました。 読んでいただいてありがとうございました。 来週のゲストは伊原剛志さんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 17, 2006 03:35:32 PM
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