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蚤とダイエット

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2008.08.17
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「タンパク質が足りないよ」というCMが昔あったみたいですね。
要するに肉や牛乳をたくさん摂取してタンパク質を
たくさん摂ろう、というキャンペーンだったらしい。
昭和30~40年代のことだそうです。

どうやら現代人はタンパク質は過剰に摂取しており、
もっとたくさん摂るべき炭水化物が少ないみたいです。
それから脂質も多過ぎる。

話は糖尿病に戻ります。
あるサイトからたぶんみなさんが
「え?本当?」

「うっそ~?」

と思うような文章を紹介します。

「誤って糖尿病あるいは耐糖能異常と判定されている人が
たくさんいらっしゃると思います。
糖負荷試験の前日の夕食にはご飯・パン・イモ・うどんなどの
澱粉の多い食事をたくさん摂ってください。
さもないと誤って糖尿病と診断され、くすりを服まされてしまいますよ」

「糖質の少ない食事を続けていると、まずインスリンに対する
感受性が低下します(=インスリンの働きが悪くなる)。
最初のうちはインスリンをたくさん分泌することによって
やりくりしていますが(=高インスリン血症といい肥満を伴います)、
さらにこのような食事を摂り続けると次第にインスリン分泌能力が
疲弊して、最終的に糖尿病になってしまうのです」

「1型糖尿病の人はインスリンを毎日2-4回注射します。
この1型糖尿病には高糖質食がとくに有効です。
糖質を多くすれば注射するインスリンの量が少なくて済みます。
1型患者が最も恐れるのは低血糖発作ですね。
朝・昼・おやつ・夜と1日4回インスリンする場合に
恐いのは夜間の低血糖発作です。糖質の摂取量を多くすると、
少量のインスリンが大きな効果を発揮しますから、
お医者さん(主治医)に相談して是非高糖質食に切り換えてみてください」

「インスリンを注射していない2型糖尿病とて同じことです。
この人々はインスリン分泌能力が残っています。
アメリカでは糖質の割合が50-60%で高糖質食といいますが、
日本人の高糖質食は糖質70ー80%です(私の場合は75%)。
身体をよく動かして(運動)高糖質食にすれば2型糖尿病の
ほとんどはよくなります」

「インスリンの最大の仕事は、食事によって増えた
血糖(グルコース)を主として肝臓に取り込み、
グルコースをグリコーゲン(動物デンプン)として
肝臓に蓄えることです(もちろん筋肉にも取り込んで
ここにもグリコーゲンとして蓄えます)。
また、余分のグルコースから脂肪を合成して身体の
いろいろなところに保存していざというときに備えるのも
インスリンの仕事です。これらの仕事の結果、
血糖が低下するのです。インスリンによって血糖が下がるのは
あくまで結果であって目的ではありません。
多量の糖質を昔から摂り続けてきた日本人は
少ないインスリンを効率よく利用して血糖をすばやく
肝臓や筋肉に取り込む能力を身につけているのです


「日本酒は少なからぬ糖質を含んでいるという点で
身体に優しいアルコール飲料です」

「皆さんは、インスリンはグルコースの刺激で
分泌されるから、糖質が減ればインスリンの分泌が減る
(=低インスリンダイエットの誤った理論)と
思っておられるでしょう。違うのです。
糖質が少なくなると、インスリンの働きが悪くなるから、
ますます大量のインスリンを分泌するようになるのです」

「糖尿病の患者が糖質の少ない食事を摂ると、
まずいことが確実に起こります。消費すべき糖質がなくなるから、
身体は内臓脂肪を分解してエネルギー源として
用いることになります。そのときに必然的に生成される
遊離脂肪酸がそうでなくても働きの鈍っているインスリンの
作用を一層弱めてしまうのです」

これらの事を述べている方はどなたでしょう?
山梨医科大学名誉教授の佐藤章夫氏です。

ぜひサイトをご覧下さい。
かなりの長編なので、意を決してかかりましょう。
速読ではなくて、じっくりしっかり読んで下さいね?

食に関する一日一話(2)
http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/lifestyle2/newdiabetes.html

佐藤氏はさらにこんな事も書いています。

「できるだけ炭水化物を減らせ」などという糖尿病治療食を強要するのは
「糖尿病になったら人間であることを止めよ」と言っているようなものだ。
「名医」は、「炭水化物の多い食事は血糖を上げる、
炭水化物が少なければ血糖が上がらない」という単純思考で、
低炭水化物食を推奨する。ところが実際は、炭水化物の多い
食事を摂ると、身体のインスリン感受性がよくなって、
そのつぎに炭水化物を摂っても血糖が高くならないのだ。
この「名医」の治療を受けている真面目な糖尿病患者の多くは、
早晩、糖尿病性腎症によって人工透析を必要とするようになるだろう」

『ひとりよがり』糖尿病と食事
http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/lifestyle2/hitoriyogari.html

この佐藤章夫氏の理論については、ぼくは感想も意見も書きません。
皆さんがご自身で判断して下さい。
佐藤章夫氏に直接メールで相談するのも一つの方法だと思います。

【糖尿病について考える】を連載した一番大きな主旨は、

低炭水化物療法のリスクを伝えたかったからです。
たとえ、治療のために低炭水化物療法を行ったとしても、
治ったらご飯を主食として、肉、牛乳・乳製品、卵を排除した
食事を摂るようにした方が良いと思っています。
なぜなら、それがヒトの食性に合っているからです。

糖尿病は一生治らない、だから現状維持するしかない、ではなくて、
○○療法で良くなる、でもなくて、
糖尿病は治るのではないか? ということです。

最後に甲田光雄医師の言葉を掲載しますね?

「現代医学の食事療法でもカロリーの摂りすぎに注意していますが、
その量ではまだまだ多すぎます。本当はもっと減らす必要が
あるのですが、現代医学ではそれができません。
また、現代医学では糖質、脂質、蛋白質などの栄養の摂り方について、
その割合などを考えていますが、
何を実際に食べるべきか、その内容にはあまり注意を払っていません。
そこが問題です。
カロリーの辻褄合わせだけでは糖尿病は治らないのです。
糖尿病を治すには、グローミュー(血管のバイパス)を再生させる
ことが決め手になります。そのためには食事療法が有効ですが、
1日1500キロカロリーでは多すぎます。いくら多くても
1200キロカロリーにとどめておかなければなりません。
もう一つの問題は食事の内容で、現代医学は三大栄養素だけを
取り上げており、生野菜を考慮に入れていません。とくに
生野菜の摂取が大事です。また、脂肪の摂取量が40グラム
というのは多すぎます」
【出典】
長生きしたければ朝食は抜きなさい

甲田医師は現在、新規の患者は受け付けておりません。
以下の渡辺医師が甲田医師と同様の西式健康法を取り入れた
療法をおこなっています。

★渡辺医院
http://www.dr-watanabe.nakano.tokyo.jp/

院長の渡辺正医師は、

「糖尿病は簡単に言うと栄養過剰の病気です。薬物療法を行う前に、
次のような方法を行えば糖尿病は治ると考えていいでしょう。
1.朝食をとらない(栄養過剰を抑えるため)
2.生野菜をたくさん摂る
3.適切な運動療法を行う
この3点に留意すると糖尿病はきれいに治ります。」

と述べています。

「良くなる」ではなく「きれいに治る」なのですね。

渡辺正医師の著書


【参考にしていただきたい書籍】
糖尿病に薬はいらない!


【連載過去記事】
糖尿病どころではなかった!?【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200807270003/

ぼくは朝食は食べません【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200807280000/

粉食よりだんぜん粒食【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808020001/

糖尿病は不治の病?なの?【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808070002/

糖尿病の原因は日本人の米離れか?【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808080000/

低炭水化物療法【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808090000/

低炭水化物の食事では腸相が悪くなる?【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808100002/

昔の日本人は、少しの副食でどんぶり飯を食べていても糖尿病にならなかった?【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808130002/

クリーンなエネルギー源って何でしょう?【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808150000/

失明の危機!?糖尿病性網膜症【糖尿病について考える】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200808160000/

(ここで言及している糖尿病とは、2型糖尿病のことです)

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Last updated  2008.08.17 10:19:36
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