カテゴリ:Wrangler(ラングラー)
ジーンズ3大ブランドのひとつでありながら、その歴史的経緯についてはいまだ謎の多い「Wrangler(ラングラー)」。
早くからファッション性に注目したデザインを取り入れたり「ジーンズ」という名称を最初に用いたりと、知れば知るほど興味は尽きないラングラー。王道のリーバイスに引けを取らないウンチクとブランド史の空白が魅力だ。 日本では「ラングラー・ジャパン」「VFジャパン」期を経て現在はEDWIN傘下の「Lee JAPAN」がライセンスを取得し生産をおこなっているが、ジーンズ人気の低迷もあってかいまいち盛り上がりに欠けているのが実状。 さっき気付いたが、国内でのお膝元といってもいい「エドウインショップ(EDWIN)」で現在取扱っているジーンズの在庫は1952年モデルのプロトタイプ『11MWB』のレプリカのみになっている。
「EDWIN」「Lee」「Wrangler」というビッグブランドを抱えこんでいるため、ひとつのショップで取り扱う際に商品ターゲットが重複することは望ましくないのだろう。 トップスやチノパンなどはそれなりの商品点数が用意されていることから考えて、おそらく「ジーンズ」分野でWranglerの優先順位が低くなってしまっているのだろう。確かにここ数年は街でもEDWINユーザーを見かけることが増え、ラングラーはあまり見かけなくなったような気がする。 EDWINは不正経理問題でゴタゴタしているという事情もあるだろうが、ラングラージーンズのラインナップにレギュラーモデルがなくレプリカ1本というのはちょっと異常な状態。 Leeはいまアーカイブスモデルの充実に力を入れているようなので、そっちが一段落してからでもいい。ラングラーの新展開にも期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月16日 16時05分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[Wrangler(ラングラー)] カテゴリの最新記事
|
|