テーマ:なでしこジャパン(37)
カテゴリ:adidas(アディダス)
決勝戦は前回のドイツW杯に引き続いてアメリカとの対戦。序盤たて続けの連続失点で0-4になった時はどうなることかと思ったが、FW大儀見のゴールと澤の競り合いから誘った相手のオウンゴールで2得点で最終的には2-5。
岩清水のクリアミスとGK海堀の隙をつくロングシュートからの失点は勿体無かったが、気持ちを切らさず立て直したのはなでしこの芯の強さだと思う。劣勢に立たされ前半の早いうちから岩清水と川澄を下げて澤と菅澤を投入した佐々木則夫監督の決断力も素晴らしかったと思う。 いきなり攻撃的なメンバー構成に切り替えて中盤と守備が崩壊しないかヒヤヒヤしたが、うまく持ち直したのはさすがだった。 それにしてもアメリカは強かった。今回これまで対戦してきたチームの「いいとこ取り」というか「全部入り」といった感じで、フィジカル・スピード・テクニックのいずれも文句ナシ。 組織力で勝負する現在のなでしこスタイルはフィジカルで圧倒される海外チームへの対抗手段なのはわかっているが、日本にもあのくらい高さとパワーがあればと思わずにはおれない。 日本はノーファウルでボールを奪うのは上手いが小さなクリアからピンチを招くこともしばしばで、高さがないぶんセカンドボールもよく拾われて相手の攻撃機会が増えてしまうのが課題。 個人的にはアメリカ戦でのPOMは宇津木。ピッチ上でワープしているのかと思うくらいどこにでも出現して常にボールを競り合っている印象しかない。守備でも攻撃でも今大会では宇津木の存在感が光っていた。走れて当たり負けせず高さもそこそこ。 高瀬は今回ケガで代表から外れていたが、フィジカルで負けない選手数人と岩渕タイプの小柄なドリブラーを交えて現在の組織サッカーが実現できればスゴいチームになりそう。 何はともあれ、ワールドカップ準優勝でも大変な快挙。胸を張って日本に帰ってきてもらいたい。お疲れ様でした、なでしこジャパン!
残念ながら連覇はならず、優勝エンブレム入りのユニフォームもこれでお別れ。この放射状ラインと円陣デザインのユニフォームも見慣れるとなかなか格好良かった。 知らなかったが「オーセンティックユニフォーム」と「レプリカユニフォーム」の違いは選手着用モデルと同じ機能があるかないか、らしい。 サムライブルーもいいけど蛍光イエローのアウェイユニフォームも結構クールだ。グッズも男子以上に充実しているし、女子サッカーがもっと盛り上がるといいな。
「アディダス なでしこジャパン」グッズ一覧をチェック(楽天市場) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月06日 11時59分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[adidas(アディダス)] カテゴリの最新記事
|
|