トリナソーラー、第2四半期出荷量は1,658.3 MWと36.5%増加
トリナソーラー(天合光能)は、2016年第2四半期のモジュール出荷量が自社独自の下流の発電プロジェクト向け出荷の39.3 MWと外部出荷量1,619.0MWを合わせ、合計1,658.3 MWに達した。これは、2016年第1四半期の自社の下流プロジェクト向け52.9 MWと外部出荷の1,370.4MWを合わせた総出荷量1,423.3MWに比べて16.5%増加、2015年第2四半期の自社の下流プロジェクト向け230.9 MWと外部出荷の1,000.7 MWを合わせた総出荷量1,231.6MWと比較して34.6%増加した。 同社は第3四半期に、売上高に計上されない自社の下流プロジェクト向けの30 ~50MWを含め、1.55~1.65 GWのモジュール出荷を見込んでいる。また、2016年通年では自社の下流プロジェクト向けの220〜260 MWを含め、6.30~6.55 GWを見込んでいる。さらに、グローバルな太陽光発電プロジェクトのグリッド接続容量は400 ~500 MWで、このうち15~20%は中国の分散型発電プロジェクトが含まれている。 同社の2016年6月30日現在の社内の年間生産能力は、シリコン・インゴット約2.3 GW、ウエハ約1.8 GW、太陽電セル約5.0 GW、モジュール約6.0 GW。 同社は2016年第2四半期に、28.0 MWの分散型発電プロジェクトと292.8 MWのユーティリティプロジェクトを含め、中国で合計320.8 MWの太陽光発電プロジェクトをグリッドに接続した。また、英国とイタリアで11.2 MWのプロジェクトを売却した。 同社は2016年6月30日現在、中国の1,241.6 MW、米国の4.2 MW、欧州の31.0 MWを含め合計1,276.8 MWのグリッド接続済み太陽光発電プロジェクトを所有している。中国の1,241.6 MWのプロジェクトは1,015.7MWのユーティリティプロジェクトと225.9 MWの分散型発電プロジェクトで構成されている。 売上高は、自社の下流の太陽光発電プロジェクトからの電力販売、開発した太陽光発電プロジェクトの販売、およびEPCサービスによる6,070万ドルを含む9億6,160万ドルで、前期比17.7%増加し、前年同期比33.0%増加した。売上高および出荷量の前期比増加は、補助金政策の調整を見越した6月30までの中国向け受注ラッシュを反映したもので、米国、欧州、日本およびその他地域向け出荷の減少を上回った。 トリナソーラー(天合光能)の基本情報と関連記事