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屁理屈コラム…特売の卵98円…LLサイズ争奪戦・一つ積んでは母のため…賽の河原の物語…西院の河原…京の都の左京は発展して右京が衰退したもう一つの理由
★…特売の卵98円…LLサイズ争奪戦に勝利 あるスーパーでは週に1~2回ほど卵98円の特売がある。数量こそ1500パックと多いが、これのサイズが朝一番はLLサイズでそれから順番に小さくL、M、MS、Sとなっている。仮にSでも98円なら安いが同じならLLをゲットしたいのがこれまた人情になる。 ちなみに卵のサイズは、 LL…70g以上 L …64g以上 M …58g以上 MS…52g以上 S …46g以上 これがそれぞれ10個パックだから、LLは700g以上、Sなら460g以上でこの差は240g以上にもなる。この240gというのはMなら4個分になり、実質4個儲かることになる。このLLサイズの卵は私の勘では約100パックほどしかない、次のLも100パックほど、したがって超モーニングサービスの卵は200パックほどと理解しているが、これは卵の生産にもよると思う。 こんなケチケチしたブログを書いてはいるがこの日本でも卵一つ買えない時代もあった。「巨人、大鵬、たまご焼き」といわれるように卵は日本人にはかかせないもの。しかも、これらの鶏の餌はすべて輸入だという。ちなみになぜ卵のサイズがバラバラだという理由は、これは若い鶏は卵を産む産道?が小さいからSサイズになるが、それが回数を重ねると穴が緩々、ガバガバになりLやLL、それにそれ以上の卵を産むそうだ…。
★…画像はそのLLの卵 ★…一つ積んでは母のため…賽の河原の物語…西院の河原…京の都の左京は発展して右京が衰退したもう一つの理由 伏見稲荷大社の物語19話より 平安京遷都の2年前から洛中への移転希望者の募集が始まっていた。羅城門から大内裏までは南北の幅80mのメイン通りの朱雀大路がある。この羅城門から北へ向かって右側(東)が左京、左側(西)が右京となっていた。当然ながら朱雀大路に面した一等地は希望が多くて豪商や貴族が門を構えていた。そして左京の朱雀大路から鴨川の間の住宅地も人気があったが、右京の方はまったく人気がなく整備された土地も荒れてきた。 1200年後の現在でいう右京とは南は九条通りから北は一条通りの5,2キロになる、東は朱雀大路から西の葛野大路の2,2キロになる。この右京と左京はまったく同じ面積であるが、この右京には歴史的な大寺院は一つもないことがわかる。強いていえば江戸時代の壬生寺ぐらいであるがこれは朱雀大路に面している。一方の左京の方は京都市内の有名寺院とその塔頭で石を投げれば必ずお寺に当たるともいわれている。 桓武天皇は此の地はまったくの新天地であり、右京、左京との差がないのに商人も職人、工人も右京を嫌う意味が分からなかった。そこで桓武天皇は稲荷神社の二代目宮司の荷田生成にこの原因を調査せよと命じていた。生成は馬に乗ってお供2名を連れて稲荷神社から建設中の羅城門から朱雀大路を北へ、この平安京の南北の中心となる四条通りの北東角にはもう官営の年貢を納める役所が営業していた。この時期には長岡京かこの造成中の都か近いほうに年貢を納める制度になっていた。 この朱雀大路と四条の交差点から西へと馬を走らせている。この四条通りもここからが道路の幅という杭は打ってあるものの道路というほど土は踏み固められていなかった。やがて西大路に入るがこの辺りから大きな石や砂利ばかりの河原になる。鴨川が現代のように東山に沿って南へ直線に流れを人口的に変える前は都の中心の北東から南西に斜めに鴨川があった為でこの辺りが本流の深みであったことからここに山の砂利が流れ付き堆積したものであった。この河原は幅100m長さ500mほどでやはり斜めになっている。 さらに10分ほど馬を走らすと都の西の端の葛野大路になる。ここも境界の印として杭があるだけで整備はなにもされていなかった。そこからさらに西には紙屋川(天神川)の橋があり、それを超えると西の洛外で梅津村に入る。この梅津村は1400年前に帰化人の秦一族が嵯峨嵐山に住みついた後に開発された村で秦一族の守り神松尾神社の氏子になっていた。その先の桂川を超えたところに松尾神社がある。 生成は松尾神社の宮司秦信麿に挨拶をした後に、 「桓武天皇の命により都の右京があまりに人気がないので調べろと言われて来た」というと信麿は、 「それね~あの賽(西院、さい)の河原に毎夜、妖怪というのか?奇妙な化け物がでるというので…」 「それは、噂か?」 「いや、それは噂ではなくてこの松尾村や梅津村の農民が何回も見ている。それにワシも牛ほどある奇妙な動物に追いかけられたことがある」 「ほう、その賽の河原とは?」 「これは宗教でもないなんかの呪いで、早くして死んだ子供や子供を亡くした母親、またその反対に早くして母親を亡くした子供が亡くなった母を供養するために河原の石を積み上げて供養塔にして拝むというものだが、その供養塔ができる寸前に鬼が来てその供養塔をつぶすというものだ」 「それで河原のあちこちに石の塔があったのか?、しかし、それならその化け物は?」 「ささ、それが鬼となっている。しかもあの賽の河原は右京の中心地ということから右京には鬼が棲んでいるという噂が広まり…」 この話を聞いて帰る途中にお供で神職に化けていた狐二匹が、 「生成さま、その鬼の正体を探ります」 そして、その2匹の狐は賽の河原でお供を離れた。 3日後にこの狐は報告に来ている、狐は、 「生成さま、あの化け物の正体は狸でした。その狸は春日の森に長年棲んでいました。ところが付近の沼や雑木林が刈り取られて餌がなくなり、そこであの賽の河原の石を取り除けばその下にはまだ水があり、そこには狸の大好物のエビやカニ、それに貝のしじみ、タニシ、からす貝などがいてそれを食べていたそうです。その取り除いた石があの供養塔になったのです」 「ほう、なるほど…それであの妖怪とか化け物は?」 「それは、人間が夜に近づいてくると脅かしのために化けていたのです」 早速、生成は春日の森の狸の親分に狐を通じてアポを取っていた。その狸の親分とは豆吉という可愛い名前だが、名前に似合わず獰猛な顔をしていた。生成は、 「都の造成で豆吉さんらには大変ご迷惑をかけている」というと豆吉もこの人間は獣の気持ちがわかると気を許していた、そして、 「いゃいゃ、これも時代の流れです…」 「そか、狐に聞けばあの賽の河原の石の下の生き物も減っていると聞く、そこで天皇の領地で北白川に瓜生山という標高300mほどの山がある。そこには谷も川も池もあり他の先住動物もいないという。その瓜生山を豆吉さんら一族200匹に貸し与えるという桓武天皇の書状がここにある」 「はい、そのお話しをありがたくお受けします」 こうして豆吉一族は瓜生山に引っ越しをした、その後ここは狸谷と命名されて狸谷不動院が建立されている。桓武天皇はその賽の河原に高さ3mはあるという石の子安地蔵を祀り、小さな子供とその母親の供養をしている。その賽も現代は「西院、さい、さいいん」と地名が残り、この子安地蔵も西院交番所の東の「高山寺」にある。ちなみに狸が棲んでいた春日の森は「春日神社」となっている、そしてその前の道路は「佐井通り・さい」となっている。 ★…賽の河原、子安地蔵、 屁理屈コラム…安物買いの銭失い、本マグロ 中トロ・車折神社は狐の芸能学校だった。1200年前の人口の水路は今でもある 無料の電子書籍…お笑い歴史コラム…「伏見稲荷大社の物語」~85話まで書けています。目次機能で好きなタイトルを探してゆっくりお読みください。 このコラムが少しでもおもしろかったら↓↓↓の画像をワンクリックしてください。ブログランキングに参加しています。現在5~7位どす。。。あなたの愛のワンタップが私に生きる勇気を与えてくれます。1位まではあと少し…よろしくおねがいいたします。 働く女性たち…黒人マネキン、キャサリンとベッキーの恋・駆け込み寺居酒屋ポン吉 50話 働く女性たち…「無毛の女 高校女教師 純子」 駆け込み寺居酒屋35話 働く女性たち…「雪女 ゆき」自己破産に自力で挑戦・駆け込み寺居酒屋ポン吉 34話 働く女性たち…「ダンプ姉ちゃん 理恵」…駆け込み寺居酒屋ポン吉 33話 働く女性たち…「痔の女 ひふみ」 駆け込み寺居酒屋ポン吉 32話 働く女性たち…「お年寄りにやさしいメンズパンツ 律子」…駆け込み居酒屋ポン吉 31話 働く女性たち…「バニーガール うさ子母娘」駆け込み居酒屋ポン吉 30話 働く女性たち…「美容師の復讐 理子」…駆け込み寺「洋風居酒屋ポン吉 29話 働く女性たち…「赤ちゃんポスト 涼子」(こうのとりゆりかご) 28話 働く女性たち…「イナリスミレ 菫という女」…駆け込み寺「洋風居酒屋ポン吉」25話 働く女性たち…「病院検査技師 静香」…40歳年上老人との禁じられ恋 24話・あんこう鍋 「働く女性たち…「ゴミ屋敷の女 美幸」…駆け込み寺 「洋風居酒屋 ポン吉」23話・100均のすぐれもの、デッキブラシ 「働く女性たち…「眼科医 瞳」…鋭利な剛毛は凶器にもなる」…22話…フランス食パン(ハードトースト) ブラザーベーカリー西大路店 働く女性たち…「女の愛の計算は複雑怪奇 恵梨香」…駆け込み寺「洋風居酒屋 ポン吉」20話 屁理屈コラム…女の綺麗好き、男の汚い好き・妄想を定着させるのが小説なのか?、それとも邪道なのか?…関西のアイドル・出町柳けい子 小野篁の禁断の恋…藤原香子に貢いで閻魔さんの書記官としてのアルバイト。生まれた子供が「小野小町」「紫式部」 伏見稲荷大社の物語 85話 小説…「働く女性たち」…「めんどう婚 瑠璃子」 19話~「洋風居酒屋 ポン吉」駆け込み寺 音川伊奈利 嵯峨天皇の即決断で1200年前からお寺に保育所ができた。この日本ではまだ「保育園落ちた!」の状況とは日本の恥になる。伏見稲荷大社の物語 84話 小説…「働く女性たち」…幸子の復讐 18話~「洋風居酒屋 ポン吉」駆け込み寺 音川伊奈利 無料の電子書籍「働く女性たち 駆け込み寺居酒屋ポン吉」~44話はここから読めます。 お賽銭の勘定に京都銀行の行員10名が一週間もかかるという伏見稲荷大社・その1200年前のお賽銭のお話し 83話 神様は目に見えないからこそ神である。仏壇の位牌は元々朝廷の官位を証明するものであった。伏見稲荷大社の物語…82話 初詣客の警備にフォックス警備の狐が大活躍するも人間に化ける特訓は大変になる・伏見稲荷大社の物語…81話 お笑いコラム…「伏見稲荷大社」の物語も80話にもなりました。最初の1話は「吉祥院天満宮・政所公園の白狐」これになります 新・京のいけず石・いけず石・古典のいけず石、背丈80センチ、駐禁ダメ押し、花壇風の上品な、・ど根性いけず石… この コラムに関するご意見等は「音川伊奈利の掲示板」にお書きください。HNは必ず書いてネ、 新電子書籍…このブログの記事をまとめた無料の書籍になります。 「伏見稲荷大社の物語・嵯峨天皇と稲荷神社 85話…更新随時」 http://p.booklog.jp/book/108339/read 無料の電子書籍 長編小説「トラック3姉妹・ダンプ姉ちゃん理絵」...1部(31話) http://p.booklog.jp/book/103886/read
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最終更新日
2017年09月04日 06時08分57秒
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