ここへ来て、一挙に潮目が変わりましたね。
EUが欧州の原発でするというストレステストを日本でも実施する。
と経産大臣が言った瞬間がそうでした。
ストレステストはシミュレーションですから、
数値の設定いかんで結果は変わる。
しかし、どの程度のストレスで原発が壊れるか?
というのは、眼で見える形になるはずです。
推進派にとっても、これはけっこう恐いと思う。
菅さんは左巻きの活動家から一国の首相まで成り上がっただけあって、
政治的な手練手管はけっこうなものがありますね。
経産省幹部にインサイダー容疑=企業支援発表前に株購入―監視委が強制調査
というのもそれでしょう。
これで、原発村の総元締め経産省の役人も金縛り状態です。
脱原発で「解散総選挙」になるのがよほど怖いのでしょうね。
抵抗勢力の烙印を押されたら、オシマイ、、と思ってか、
自民党谷垣総裁も「自民の原子力政策、問題点を総括」、とかやっています。
おやおや、いつのまにか自民党も脱原発に転向していますよ。
まあ、菅首相は電力会社を分離解体に追い込むまで辞めないで、
満身創痍、矢尽き、刀折れるまで、がんばってください。ww
そういえば、米倉経団連会長もこっそり脱原発派に転向らしい、
あれほど東電の原発は「津波に耐え素晴らしい」 原子力行政「胸を張るべきだ」とか訳の分からないことを言っていたご仁が、
皇太子殿下がドイツのメルケル首相と自然エネルギー分野で協力が出来るという話をされたとたんに、
メルケル首相や閣僚に会って、
自然エネルギー分野で協力の話ですか。
所詮、ただの商売人ということですな。
いくら、原発がないと日本の経済は破綻するとか脅かしてみても、
捨てるに捨てられない
原発ゴミの捨て場所がなくなるのが秒読み段階とあっては、
止めるしかありません。
経済誌でも「
核燃料サイクルは破綻している」、出来るかどうかも分からない事業に19兆円だか43兆円だか、とんでもない大金がかかる。
こんなにひどいとは経産省の役人も知らなかった。。とかはっきり書くようになりましたから、
原子力村は実質、雲散霧消しました。
九電の前を通ると「
プルサーマルは大切な資源のリサイクル」ww
とか書いたのぼりが立っていますが、
あれはウソだったということです。
もう、下ろされていますかね?
あったら写真撮っておこう。
#行ってきました。やはり、下ろされていました。^^;