石狩振興局農務課です。
サッポロライオンチェーンの「海鮮居酒屋 おおーい北海道」で石狩振興局管内の食材を使ったメニューが楽しめる「うまいもん味覚祭」について、地域政策課でご紹介しましたが、そのメニューの耳より情報(NO.2)をお伝えします。 NO.1はこちら
地域政策課のホームページ
http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201111300004/
今回お伝えするメニューは、当別町名物いもだんご汁。いもだんご汁の誕生について当別町商工会女性部に教えていただきました。
◇2003年度全国商工会女性部主張発表大会で「いもだんご汁」をテーマに見事最優秀賞に輝いた、日本一元気なお母さん達の知恵と元気が生んだ日本一のいもだんごです。
【きっかけ】
冬のイベント「あそ雪の広場」で体も心も温まる汁物メニューが出せないか?とみんなで考えた時です。"地元野菜を使用した暖かい汁物を提供しよう"と当別でそろう食材で、簡単スピード料理、さらにおふくろの味を出したいといきついたのが「いもだんご汁」でした。
【これまでの苦労といもだんご汁の誕生】
いもだんご自体は、昔からよく食べられていたものですが、それを汁物にするには味付けにかなり試行錯誤がありました。そんな時、秋田の知人からお土産にもらった「きりたんぽセット」を見てこれだと思いました。「もちもちしていもの香りがある」食感にこだわり、試作を繰り返し、いもだんご汁が誕生しました。
【今後の目標】
いもだんごというと、農村地域ではごくあたりまえの味ですが、これが都会の方にとっては田舎風のなつかしい味(おふくろの味)と感じられているのです。町内の学校給食のメニューにもなっており、喜んで食べていただいています。この子たちが社会人になった時、"懐かしい味=当別の味"として受け継がれるように、あせらず、息の長い味として作っていきたいです。
当別町の肥沃で豊かな大地で育てられた良質な食材ばかり。当別町商工会女性部のパワフルな母さん達の知恵と元気から生まれたいもだんご汁。食べれば道産子魂の粘りが出ること間違いなし。みなさんもいかがですか。