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カテゴリ:北海道遺産
北海道遺産ブログ36 「姥神大神宮渡御祭と江差追分」(江差町)
暑い日が続いています。夏本番です! 8月になると道内各地も御祭でにぎわいますね。今回は地域に根差した北海道最古のお祭りの話。 <姥神大神宮渡御祭> 姥神大神宮渡御祭は、370有余年の歴史と伝統を誇り、北海道最古の祭りのひとつと言われています。その年のニシンの豊漁に感謝を込めて行われたお祭で、現在も毎年8月9日~11日に開催されており、この間、まちは祭り一色となります。 13台の山車(やま)が祇園囃子の調べにのって町内を練り歩くさまは圧巻。特に「神功山(じんぐうやま・じんこうざん)人形」と「松寶丸(まつほうまる)」は、江戸中期に作られたもので、道指定文化財になるなど貴重な文化遺産です。 <松寶丸(まつほうまる)> また、姥神大神宮渡御祭とともに江差文化を今に伝える貴重な文化遺産に「江差追分」があります。中山道の馬子唄がルーツと言われ、北国の厳しい風土にもまれながら多くの先達に唄い継がれてきました。尺八と三味線、唄い手の切々とした情感によって唄いあげられる七節七声の追分は、いつの時代にあっても聴く人たちを魅了します。 <江差追分全国大会の様子> 姥神大神宮渡御祭までもう少し。 そして、“姥神”の余韻がまだ残る9月には「江差追分全国大会」が開催されます。 独特の節回しを聴きながらニシン景気に想いを馳せるのも良いですね。 江差町ホームページ http://www.hokkaido-esashi.jp/ ↓北海道遺産については、こちらでも紹介しています。 ■NPO法人北海道遺産協議会 ホームページ http://www.hokkaidoisan.org/ Facebook http://www.facebook.com/hokkaidoisan Twitter http://twitter.com/hokkaidoisan お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.06 19:10:19
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