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カテゴリ:檜山(ひやま)地域
檜山振興局新幹線観光対策室です。 江差町に370有余年伝わる『姥神(うばがみ)大神宮渡御祭』が、今年も8月9日(金)、10日(土)、11日(日)に開催されます。北海道で一番古いお祭りで、北海道遺産にも認定されるこのお祭り、ご存じという方も多いのではないかと思いますが、実際にご覧になられたことはありますか 今年は、メインの山車巡行が土・日の開催となっていますので、函館・札幌方面の方もぜひ江差へ足をお運びください。 さて、このお祭ですが、元々は『その年のニシン漁を終え、蝦夷地きっての景気にわきかえる夏の江差で、豊漁に感謝を込めてにぎにぎしく行われるお祭り』ということもあり、地元の人の地元の人が楽しむお祭というところが大きく、観光客はどう見学したらよいのかよく分からないと思います。 そこで、今回は、初めて見学される観光客の皆さんに、日帰り見学モデルコースを紹介したいと思います。 基本的に知っておきたいこと ポイント1 宿の予約はお早めに 江差町は人口9,000人弱の町ですので、元々ホテル等は少ないです。直前に予約しようとしても空いている部屋はほとんどありません。 ポイント2 個人商店は臨時休業に注意 商店街の店主さんも祭のために全力投球です。そのため、祭り期間中は臨時休業となっているお店が多いので、事前の確認が必要です。 ポイント3 観光客の参加できる場面は原則ありません。 13台の山車(江差では「やま」と呼びます。)は、それぞれの町内会で引き回します。観光客用の山車や、飛び入り参加というのは原則ありません。ただし、見学だけでも熱狂すること請け合いです ※山車を観光客に引かせてくれるところもあります。 日帰見学モデルコース 1 10日(土) 昼コース 12:00 江差町役場・かもめ島へ駐車(無料) 姥神大神宮前(広場)と江差町会所会館(旧役場)前は、祭り囃子コンクールの審査場所となっています。各山車とも一段とその演奏や掛け声に気合いが入ります。
12:30~ 姥神大神宮前で渡御行列の出発を見学 猿田彦行列を先頭に、鳳輦(ほうれん)と4基の神輿行列が続きます。そしてその後を13台の山車が賑やかに華やかに出発して巡行します。
13:00~ 「いにしえ街道」巡行を見学 2 10日(土) 夜コース 16:00 江差町役場・かもめ島へ駐車(無料) タイマツに火をつけた白丁子8人が、鳥居下から拝殿の階段までの参道を火ではき浄めるように一気に駆け登ります。これに続いて3基の神輿も一気に石段を駆け登ります。神輿が神殿に納まると、各山車の祭囃子も再開され「帰り山」となりこの日最後の見せ場をつくります。
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最終更新日
2013.08.06 16:57:54
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