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2014.05.27
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檜山振興局環境生活課いきもの係です。

  この2ヶ月、せたな町で発生したヒグマ足跡の事故の対応で、なかなかブログが手に付かない状態でした。4月から撮りためた檜山の自然を写真でご紹介します。

   ハヤブサの今  

 ハヤブサの夫婦が、昨年の巣の廻りを占拠し始めて、早2ヶ月が経ちますが、未だ卵を産む準備もされていない状況です。ただ、鴎島の中では、餌となり得る様々な鳥たちが産卵の準備に入っており、夏頃それを餌にするために、時期をずらしているのだと思われます。

hayabusahishou    IMG_0732.JPG

 大空を舞うハヤブサ                見張り場兼食卓兼トイレ

   檜山の渡り鳥(春) 

 海あり、山あり、川あり様々な野鳥が、檜山を通り過ぎていきます。写真に撮るのはなかなか難しいですねえ~。その一部を紹介します。

sinorigamo    kiasisigi

 旅立ち前のシノリガモ                旅の途中のキアシシギ

oohamu    joubitaki

 いつまでいるの?オオハム(5月27日)      冬の東京ではお馴染みジョウビタキ

IMG_0798.JPG    arisui

 北海道ではめずらしいコサギ             保護色が役に立たないアリスイ

 このほかにもホオアカ、シマセンニュウ、マミチャジナイなどがいましたが、いわゆる珍鳥は時間もなく、時機を逸し、秋に持ち越しとなりました。

   檜山の野草(春) 

 これもまた、ヒグマの件で良い写真を撮れる時期に、撮れなかったことを悔やみます。それでも一番美しい時期の野草の一部を紹介します。

kibanananoamana    tamusiba

 キバナノアマナ              オオカメノキ

kikuzakiitige   ezoengosaku

 キクザキイチゲ            エゾエンゴサク

ezonoryukinka   hitorisizuka

 エゾノリュウキンカ          ヒトリシズカ

odorikosou   nishikigoromo

 オドリコソウ               ニシキゴロモ

このほか、北国のスプリングエフェメラル代表、カタクリの群生、愛らしい賑やかなニリンソウ、おいしくいただける山野草など、写真に納め忘れたものが多々ありました。

山では、春の紅葉がまもなく終わり、エゾハルゼミが鳴き始め、春の終わりを告げ、いよいよ初夏の様相を呈します。ヒグマも山奥に餌を求め、里に近い山では、安心して自然観察が楽しめるようになります。今年は、ミズナラの雄花が見事に一斉開花して、ドングリの豊作が予想されます。

これからは、虫たちが爆発的に湧いて出てきます。さらにそれを食べる小鳥たちが子育てに奔走します。川ではヤマベの新子が元気よく泳ぎます。本州の皆さんは知らないでしょうが、6月は北海道の自然が最も輝く一番良い季節ですスマイル自然好きの皆さん、この時期を見逃す手はないのですよウィンク

次号待たれよぱー






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最終更新日  2014.05.28 13:05:43


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