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カテゴリ:上川(かみかわ)地域
上川総合振興局農務課です。 上川管内の稲作農家の皆さんは、稲の生育と天候とに気を配りながらおいしいお米作りに努力しています。今回は、皆さんの活動の一つとして、JA東旭川で開催された勉強会「青空教室」についてご紹介します。
6月下旬になると、稲の根本に小さな穂「幼穂(ようすい)」ができてきます。この長さが2mmになったときを「幼穂形成期」と呼んでいますが、この時期に寒さに当たってしまうとお米のとれる量がとても少なくなったり、おいしさに大きな影響を与えてしまいます。 そのためこの時期に各地の稲作農家の皆さんは、普及指導員やJA職員から今後の栽培管理の注意点を学んだり、日頃の管理の相談をする勉強会に参加しています。 青空教室の様子 田んぼの中に水の深さをはかる「水深測定板」を設置して、毎日水管理をします。 寒さに当たると影響が大きい時期は水を深くする管理をして冷たい空気から幼穂を守ります。
農家の皆さんは、普及指導員から現在の生育状況・今後の気象情報や栽培管理の注意点などの説明を受けた後、ご自身の田んぼの管理方法についての質問をしたり、情報交換をしたり熱心に受講されていました。 上川管内の農家の皆さんはおいしいお米を生産するために日々このような研鑽を積んでがんばっています。
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最終更新日
2014.07.22 16:48:20
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