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カテゴリ:檜山(ひやま)地域
檜山振興局環境生活課いきもの係です。 檜山の海風はまだ冷たいのですが、日の光で体がポカポカしてきます。黄色いランドセルの子供たちが元気にスキップして、小学校に通う姿がほほえましく映る今日この頃、私もせっせと鴎島に通っていますが、50過ぎのおじさんをおそらく誰もほほえましくは見ていないことでしょう。さて、そんなことはさておき、春に色づき始めた花や野鳥の彩りを今回はご紹介します。 スプリングハズカム
鴎島の守護厳島神社(青空と赤い社屋のコントラストが実に美しいです)
上半身のブルーとお腹の赤色のコントラスト 4月18日に厳島神社でいち早く咲いたサクラ 上の写真とマッチするイソヒヨドリ(神の使いか?)
島の斜面にあるエゾエンゴサクのじゅうたん 芝生の上のハマハタザオ(図鑑では5月の花)
春の日を浴びる江差の山の中のカタクリ かじったら辛味大根の味がするユリワサビ
よく目立つ白いキクザキイチゲ 青みがかったキクザキイチゲ 南向き斜面の暖かいところから、花が咲き始めました。北向き斜面は、これから花のシーズンが始まります。まだまだ春を満喫できますよ。ユリワサビはおいしそうな感じがしたので、ちょいとかじってみましたが、辛味があり、ゆでておひたしにすればおいしいと思われました。青みがかったキクザキイチゲは、一面同じ色をしていました。生物多様性の地理的な遺伝子変異集団といったところでしょうか。 鳥も色づきます
顔から嘴にかけて赤く色づいたヒメウ ほぼ全身赤いイスカのオス(上下嘴が交差します)
これからシベリア方面へ向かうアトリ 檜山でも繁殖しているホオジロ
たいへん姿勢のよいツグミ(気をつけッ!) 胸の蝶ネクタイがチャーミングなコチドリ 全体に、赤い系統の色づきが多いですね。恋の季節、情熱の赤といったところでしょうか。鴎島周辺は、渡り鳥が日替わりで立ち寄って賑わっています。隣町の上ノ国では、珍鳥ヤツガシラを知り合いが確認しています。ただ、ハヤブサ夫婦が、目を光らしているので中くらいの野鳥は、なんかおどおどした様子がうかがえます。野鳥の渡りはGW過ぎまでまだまだ続きます。これからも珍鳥が訪れないか、ハヤブサと発見競争の毎日です。 海から見た鴎島(まもなく青々とした風景に替わりますよ~) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.04.22 09:44:28
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