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カテゴリ:生徒たち
先ほど、中1のH君のお母様が見えられてちょっとお話をされていきました。中1の授業が緊張感いっぱいの中でおこなわれているのに、この前、英会話の授業の時に隣でやっていた中3の授業は笑いがあってとても楽しそうだった。そんな話をH君がしているとおっしゃっていました。
中3生は守るべき事をしっかりと守った上で授業を受けています。例えば、遅刻しない、宿題は忘れない、覚えてくるべき事は覚えてくる、などなどです。 でも、中1生はまだまだこうしたことが出来ていません。部活が遅くなって、という理由で当然のように授業に遅れてくる。宿題もやってこないことが良くある。覚えてくるべき事を覚えてこない。 当然、楽しくある前に、説教から入らざる得ないことが多くなってしまいます。だから笑顔が浮かびづらくなってしまうのです。 部活で遅れるにしても、中3生は、その遅れを取り戻そうと、自分で努力します。先生、遅れてすいませんでした。遅れたところの中でわからないところがあるので、授業が終わってから教えてください、と申し出てきます。 もちろん、こうした中3生も中1生の時からそうだったわけではありません。中3生の中にも守るべき事を守れない者はいます。そうした場合は中1生と同じように私の雷がその子に落ちます。 勉強は、自らが何とかしよう、という気持ちを持たないかぎり出来るようにはなりません。何とかしよう、という気持ちは、当たり前のことを当たり前のように出来る姿勢に宿ります。そこを忘れないで欲しい。 写真/涸沢の雪渓 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.01 15:13:05
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