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カテゴリ:進学情報
今日は「聖セシリア女子中学・高等学校」の説明会にうかがってきました。この時期は私立中学の塾向け説明会のラッシュです。午後も塾を訪問される方がたくさんあってほとんど何も出来ないままこの時間になってしまいました。来週は予定を入れずに夏講習の準備にあてる予定です。
さて、「聖セシリア中学・高等学校」についてです。地元の学校ですので、この春もmiyajukuから3名が受験して2名が進学しています。今年から高校の募集を完全に停止して中高一貫校になっています。入学難易度は、四谷大塚の80%合格ラインがSS42~SS45、首都圏模試の80%合格ラインがSS48~SS50というものです。この十数年で大きく変貌した学校のひとつです。 学校を訪れるとわかることですが、ゆったりとした空気が流れています。ミッション系の女子校ですから、ステンドガラスの窓やマリア像などがそうした雰囲気をつくっているのでしょう。でも、それ以上に学校そのものが持つ雰囲気がそうであるように思えます。「信じ、希望し、愛深く」というという校則。「幸せな人づくり」という教育目標。そんな言葉が素直に信じられるような学校かと思います。 今春の大学進学実績は、早稲田/1名、慶応/3名、上智/2名、東京理科大/1名、学習院/1名、明治大/4名、青山学院/13名、立教/5名、法政/5名、明治学院/13名、日大/10名、東京医療保健大/6名などというもの。卒業生は121名です。地元ですので、今、この学校に通っている生徒もmiyajukuにはいます。そんな生徒たちの様子を見ても、勉強に関しては厳しくしっかりとやってくれています。これからも実績を伸ばしていくことでしょう。 この数年の不景気で、私立中学は受験者を減らしています。とくに女子校は厳しいようです。聖セシリアも昨年度比で十数%の受験者減だったようです。来春入試でも好転することはないでしょう。逆に言えば「私立の中高一貫校」の教育を本当に求めている層だけが受験するようになっているのでは、と考えます。 宗教という一本筋の通った教育は公立校ではぜったいにムリなものです。「こころ」と「からだ」をそうした空気の中で育ててもらえる環境。もちろん、大学進学へ向けての学力面でも6年一貫教育のメリットは大きなモノがあります。さらに、女子校という環境。今日もお話しがありましたが、「男子は逆境でチカラを発揮する生徒が多い。逆に、女子は、安定した落ち着いた環境の中でこそチカラを発揮する生徒が多い。女子校はそうした環境をつくることが出来る点に長所があります」というのは肯けました。 miyajukuからは歩いて行ける場所にある学校です。これからも頑張って欲しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.05 16:08:45
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