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カテゴリ:進学情報
今日は神奈川県私塾協同組合の活動として「厚木東高校 http://www.atsugihigashi-h.pen-kanagawa.ed.jp」におじゃましてきました。miyajukuからはほとんど受験する生徒のいない高校ではあります。しかし、来春の入試で「学校成績 ; 入試 ; 面接」の比率を「6 ; 2 ; 2」というかなり思い切った比率をされた学校です。いろんなことが見えてくるのでは、ということで厚木市内の塾の先生方とご一緒してきました。
校長先生、教頭先生、入試担当の先生の3人の先生が対応して下さいました。ありがとうございました。校長先生は、一般企業で長いことお仕事をされ、平成18年より県立高校で校長職をされているとのこと。いわゆる民間人校長ということです。そうした校長先生の思いが今回の厚木東高校の入試にあらわれた、ということがよくわかりました。 校長先生がおっしゃられたのが、生徒が主体的にかかわっていく入試でなければいけない、ということでした。民間で仕事をされていたということで、高校だけでなく、大学、そして社会人へとこどもたちを育てていく上で必要なチカラとはなにか、といった思いを強くお持ちのようでした。 動機づけがあり、そこから将来の展望を見つけていく。それをしっかりと他人に伝えることが出来る。そんな能力を伸ばしたいとのことです。高校でも「自ら学び続けることのできる力」を求めたい。そのために入試では中学校での成績を重視したい。それが「6 ; 2 ; 2」という比率になったとのことでした。 同時に、特色検査として「2分間のスピーチ」もおこなうことになっています。「厚木東でチャレンジしたいこと」というのがテーマになっています。自分の思いを主体的に語ることができるか、といった検査になるそうです。このスピーチも入れると「学校成績 ; 入試 ; 面接 : 特色化」の比率は「6 ; 2 ; 2 : 3」となります。 ホームページも他の県立高校と比べるとかなり充実したものになっています。とくに校長先生のお気持ちはホームページを読めばよくわかりますし、今回の入試制度への考えた方もそこに書かれています。 私にとっては、こうして県立高校の校長先生、教頭先生、入試担当の先生とお話しすることで、来春入試の「微妙な空気」を読み取ることができてきました。当たり前のことですが、情報は自らの足をつかって、自らの目と耳と肌で得るものです。それが生徒たちへの進路指導に自信を持ってのぞむことのできるバックボーンになります。 「微妙な空気」についてはまたの機会に書かせてもらいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.01 15:07:13
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