｜　藻緯羅’s Worlds　（ 食と健康 ＆富士山 ）

町医者・クリニックや歯科では、なぜ？
クレジットカードで払えないのだろう。

ＶＩＳＡがテレビＣＭを始めた頃、
大病院で使えるようになり始めた。
ＤＣの頑張りもあるようだ。
その後も、
公立病院への導入が進んでいる。

しかし、
いわゆる町医者への導入は、
歯科も含めて、サッパリである。
歯科に関して言えば、
自由診療の歯科医では、
使えるところも多いようであるが、
保険診療となると見聞しない。

コンタクトレンズを作る時ですら、
クレジットカードのマークがあっても、
診療費は、現金で別払いである。
苦情を言ったこともあるが、
結局、だめだった。
その後も、同様の扱いを続けている。

なぜだろう？
大病院は、医師不足の悩みの他に
「食い逃げ」の悩みも大きいと聞く。
中には、書店の万引き並みに、
経営を揺さぶるほどであるという。
信用管理が、出来ない業種だからである。
ならば、
クレジットカードを導入することで、
間接的に与信管理が出来ることになる。
その点を、クレジット会社も売込み、
病院側も評価したのであろう。

では、なぜ、今時？
これは、病院への規制強化が背景にあると思う。
そもそも、病院経営は丼勘定であったようである。
とれるところから取り、必要な医療を施す。
要するに、健保の仕組みからすれば「ごまかし」。
これが、
高い倫理のもとに「良心的」に行われていれば、
「問題ではない」という論も許されていた？
「ごまかし」の為には、明朗会計では困る。
クレジットカードの導入は、明朗会計を強いる。
故に、
大病院でもクレカは使えなかったのであろう。
あくまで、藻緯羅の推論である。

では、
町医者は、なぜ？導入しない。
「食い逃げ」が少ない？
確かに顔なじみだから、皆無に近いであろう。
払っていない人も、
医師側が内情を知って「後でいいよ」と、
言われているに違いない。

最大の理由は、
「弁護士」と同じではないだろうか？
すなわち、医師会の総意なのでは？
では、
その理由を、藻緯羅なりに想像すると．．．
町医者の経営は、税務上も丼勘定であり厚遇されている。
クレジットカードで明朗化されても、
それほど困らないように思えるが、それは庶民感覚というもの。
現実は、業種的には脱税ランキングの常連なのである。
金額ベースなのか？件数ベースなのかは失念したm(O)m。
導入すれば、
経費がかかるし、毎度、手数料を払わねばならない。
脱税族は、こういう細かい支出には敏感な気がするのである。

それにしても、進まない。
実に不思議である。
弁護士の件、どうなったでだろうか？
というのも、
１月１２日の日記の元ネタは消えているし．．．
トラックバックされたブログも消えている．．．　　謎？
相変わらず、「無料相談」という名の宣伝は多いが．．．

クレジットカード使えるようになりました！

という話は聞かない。

因みに、パチンコや銀行も使えない。
銀行の振込手数料や証明書類作成料を、
クレジットカードで、払った人はいるだろうか？
パチンコ屋で使えない理由は、容易に想像がつく。
当っているかどうかは別にして。

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