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今日、届いたばかりである。
なので、 まだ、斜め読みしただけである。 マルクスの本は、「資本論」を、 若き頃に、読了している。 その時は、 共産主義に至ってしまうのは、 誤っているように考えていた。 しかし、 資本主義が、ここまで行きつくと、 ちょっと、マルクスを読み返すか、 という気になった。 資本主義が昇華する姿が、 見えてくるかもしれない。 さりとて、 「資本論」は、荷が重いし... 最初以外は、エンゲルスの手が入っているし... そこで、見当たったのが、この本↓である。 新訳であるが、この本は、「歎異抄↓」のようなところがある。 moira/diary/20100430 というのも、マルクス自身が出版したわけではないからである。 マルクスの死後、半世紀を経て、草稿を出版したものである。 ただ、手は加えられていないとされている。 それだけに、若きマルクスの思想を味わうことができるはずである。 藻緯羅は、 資本論をまとめる過程で、マルクスは、政治的に利用されたのでは? という特殊な感慨を、数年前から抱いている。 その意味でも、この本は、格好の題材である。 訳者あとがきを読むと、 訳者は、マルクス=共産主義に、見直しの気持ちもあるようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.12 20:19:43
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