テーマ:政治について(20192)
カテゴリ: 藻緯羅の放談
2006年、ノーベル平和賞を授賞した頃は、
マスメディアが、大騒ぎしていた記憶があるが、 この「銀行」名ならまだしも。一緒に授賞した、 創始者の名前となると記憶の彼方であろう。 その名は、 バングラデシュのムハマド・ユヌスである。 銀行に「」を付けたのは、国内法の銀行とは、 違うからである。日本では、銀行を名乗れない。 逆に、銀行は、銀行と名乗らなければならない。 「イーバンク」が、「イーバンク銀行」と、 「馬から落馬」したような名称になったのは、 この「規制」による。 さて、この銀行でない「銀行」、 「グラミン銀行」とは、どのようなものか? 日本の既存の「組織」で説明するならば、 消費者金融と生協とNGOを一体化した組織 と言うことができよう。 そのワケは... ・組織の目的は、「営利」ではない。 ・組織の目的は、「貧困層」からの脱却である。 ・事業資金・医療費・教育費を貸し出す。 ・少額を無担保(物的)で貸し出す。 ・金利は高利である(日本の消費者金融程度)。 ・5人で、相互に連帯責任を負う。 ・主たる出資者は借りた人達(国も出資)。 組織の目的は、 「教育」と「事業資金」を提供する事で、 「貧困層」からの脱却させることにある。 同じ目的で、民主党政権は集めた税金を、 無節操に、ばらまいている。 ならば、「グラミン銀行」を創るべきである。 障壁はある。「規制」と「学歴」である。 バングラデシュの場合、本当に貧しいのである。 教育面でも、文字の読み書きができない。 それゆえ、「グラミン銀行」には契約書が無い。 日本の芸能界のように、口約束である。 飢餓の土壌があるから、向上心に火をつけ易い。 しかし、日本では、その点が困難であろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ 藻緯羅の放談] カテゴリの最新記事
|
|