テーマ:政治について(19893)
カテゴリ:健康・医療・介護
市販薬には、使用説明と別に添付文書が封入されている。
医療用電子機器にも、取扱説明書に加えて添付文書が。 そして、医療用医薬品にも「添付文書」がある。 藻緯羅は知らなかったのだが、 3年前に、同梱の「紙の添付文書」が廃止されていた! 紙資源の節約とDX化が目的なのだろうか??? しかし、現場の医師たちは、 「 どうにかならない?電子添文の使い勝手 」!? と嘆いているようである。 紙の添付文書は、 「薬の近くにあるので誰でもすぐ見れる」 というのが、大きな利点だという。 電子添付文書は、 スマホやタブレットの専用アプリで、 医薬品の外箱に印刷されている表示コードを スマホやタブレットのカメラで読み取り、 画面に表示させて見るのだそうである。 担当者は疑問を呈する... 調剤室に常時使えるスマホやタブレットが必要 そもそも、業務中は「スマホ禁止」の現場が多い!!! すなわち、調剤室から出て添付文書を読むことになり、 面倒だからと、読むのを怠るかも... 藻緯羅が感じるに、書籍でも同様で、 検索できる機能は便利だが、 内容を読むとということでは、 その手軽さにおいて、 紙の本に優るものはない。 電気がなくても読めるのが、最大の利点! で、気づいた! 調剤担当者は、停電になったら添付文書を読めない! システムトラブルがあっても、読めない! (回線、データベース側、そして経路のどこかで) スマホの電池切れでも、読めない! 結局、 「資源節約とDX化」を錦の御旗にして、 なりふり構わず電子化したということか? これって... 「健康保険証の電子化」にも言えそうだ。 ハコモノ行政が、 ゼネコン業界に税金を流すパイプであるように、 DX化行政は、 システム開発業界に税金を流すパイプなのだろう。 ちなみに、 この二つの業界の組織構造が酷似していると 実感している。 990円 国民の違和感は9割正しい (PHP新書) [ 堤 未果 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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