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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2010.04.28
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モンゴル国立大学の授業とは別に、イギリスの学校と提携しているイギリス式授業の授業も担当していることは以前から何度もお伝えしています。

このクラスの生徒たちは、どうも活気がないように思えていました。場所はモンゴル国立大学と同じ校舎ですが、学校は別々なので大学の生徒らとの交流もないようです。

そこへ少し前からイタリア人の留学生Pさんも入ってきました。本来は大学の方に来ているのですが、大学では英語での授業はほとんど皆無ですから、一応(?)英語でやっている私の授業に来ているというわけです。

更に、これがきっかけで私の学部生向け授業「日本企業経営」にも先週から来るようになりました。

そのPさんは、どうやらモンゴル人学生とはあまり話していないようです。で、先週私が「そうだ、来週のどこかでイタリアン・パスタ・パーティをやろう!」と勝手にぶちあげました。

彼は喜んでくれたので、イギリス式授業の他のクラスメートにも聞いてみたら、自分たちも行くと言いました。パスタは世界フードですから、ここモンゴルでも若い人を中心に人気があります。

そして、1週間後の今日行ってきました。場所は、大学の寮です。寮は、モンゴル人向け(地方出身者)と海外からの留学生向けの2つありますが、もちろん行ったのは留学生向けです。

私は日本人留学生を訪ねて、玄関までは行ったことはありましたが、中には入ったことはありませんでした。

今回、一緒に行ったのはイギリス式授業の学生4人です。残念ながら、全員男子学生でした。女子生徒もいるのですが、体調が悪いとか、そもそも出席していないなどで、来ていません。

寮は筑後30数年とかで、ものすごく古いというわけではないですが、いもかにも学生寮という感じの建物です。彼の部屋は意外と広く、8畳ほどのリビングと6畳ほどのベッドルームがありました。

あとはシャワーとトイレです。一人でこれなら、学生としては十分でしょう。多分、昔は2-3人の部屋だったのではないかと推測しました。

キッチンは部屋にはなく、各階に共同であります。というわけで、全員でビール片手にキッチンへ移動しました。キッチンは誰もいませんでした。

聞けば、あまり使われていないそうです。せいぜい2人くらいいるかどうかだそうです。キッチンと言っても、当然自分の家にあるようなわけにはいかず、鍋や洗剤なども全て毎回持ち込むことになり、ちょっと面倒そうです。

確かに、私なら多分キッチンを使うことはないだろうなと思いました。

早速始めました。

kitchen
4つの鍋台(?)が乗っている電気コンロが2つあり、手前の方を使いました。ですが、聞いてみたら、向こう側のは故障しているそうで、使えるのはこちら側だけだそうです。


tetudai
学生たちも手伝ってくれました。



今日のメニューは、ボロネーゼとイワシだそうです。ボロネーゼは羊の肉を使って、Pさんが週末に前もって作っておいてくれたそうです。

binnosauce
そのボロネーゼ・ソースを鍋に入れて温めました。


イワシはイワシの缶詰(多分、どこの国でも売っているような、茹でて塩漬けにしたもの)を炒めた玉ねぎ、ニンニクに加えて、Pさん特性の辛いオリーブオイルを加えるというシンプルなものです。

sakana
トマトソースらしき赤い色はありません。


そして、パスタがゆだるのをビールを飲みながら待ちました。私がビールをついで「乾杯!」とやると、「先生と一緒に飲むのは初めてです」と言ってました。聞けば、そもそも先生と教室以外で話すこともないそうです。

前にも聞いたことはありましたが、モンゴルの先生は授業が始まると、ずっと一方的に講義を続け、生徒と会話することはあまりないそうです。

ましてや、私のように生徒との議論をベースに授業を進めるというのは「こんな経験全くなかった」と言われるほどです。

もしかして社会主義時代の名残なのでしょうか?先生とは偉いものなので、一緒に考えるとか議論するということはありえない、と思っているのかもしれません。

とはいえ、当然ですが、今の学生が先生を偉い人だと思っているなんてことは、全然なさそうです。

そろそろ茹であがってきました。

pasta2
これはタリアテッレに見えましたが、ちょっと名前が違うパスタでした。(名前、忘れちゃいました)ザルなどの道具がないので、上げるだけでも大変です。



このロングパスタには、イワシを絡めます。ボロネーズソースは、ショートパスタで絡めます。

boloneese
パスタの量が多過ぎたのが、ちょっと塩味が足りなかったけど、美味しいソースでした。

最後にキッチンで記念撮影。


gakusei
こんな感じの学生を相手にしてます。



やっと部屋に戻って皆でゆっくり食べました。ビール飲んだり、私が持ち込んだワインを飲んだり。モンゴル人の学生らは、私のPさんとの話にはなかなか入りにくそうでしたが、それでもとても楽しそうでした。

このイギリス式学校の場合は、大きな大学とは違うので、同級生という意味では非常に少ないので、あまり他の学生らと接触がないのかなと感じました。

Pさんは、楽しそうにパソコン開いて、イタリアについていろいろ話してくれました。

以前、私のイタリア人の友人が言っていたように、イタリアにはヨーロッパでも有数の豊かな地域と南部の発展が遅れた地域があるということを言ってました。要は「常に、北から南にお金を投じてきた」ということです。

「またこんなパーティやりたいね」ということで、お開きとなりましたが、「今度は女性もいた方がいい」という声ももちろんありました。こういう語らいは楽しいものです。気持ちよく飲めました。





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Last updated  2010.04.29 19:24:55
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