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田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2012.02.11
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日本時間ではもう11日ですが、モンゴルはまだ10日です。

日本企業や日本人の存在か何が薄くなったと書きましたが、このホテルにいてもそれは感じます。

モンゴルに住む前、あるいは日本に帰った後もですが、このホテルは良く利用しました。古いし、高級感など全くないのですが、立地が良いのと比較的リーズナブルな値段なので、使っています。

そしてこのホテルでも感じました。以前であれば、日本人は結構見かけましたし、日本語もここかしこで聞こえました。今は観光シーズンオフなので、いるのはほとんどがビジネス目的だと考えていいと思います。

今朝の朝食会場に行って改めて周りを見ると、なんと日本人はゼロです。20数名いる客全員が、いわゆる欧米人の顔をしています。

もちろん、それがロシア人なのかオーストラリア人なのかカナダ人なのかドイツ人なのかはわかりませんけど。(欧米人ビジネスパーソンではこの4カ国が多そう)

今までこんな経験あっただろうかと考えました。もう10年以上も前からモンゴルには来ていますが、おそらくこんなことはなかったと思います。

逆に、この厳寒期なのに、結構客は多いなと思いました。やはりモンゴル相手のビジネスが活況なのは間違いないと思います。


もう一つ気づいたのは、女性客が多いことです。どう見ても観光客ではありません。真剣にパソコン使いながら議論している女性2人もいました。ちょこっと見えたのですが、やはり鉱山かその関連ビジネスのようです。

また1人で食事している女性もいました。こういう光景は、欧米や香港などでは珍しくはありませんが、モンゴルでは見たことがありませんでした。

単なる鉱山開発だけでなく。いろんな業種の外国人ビジネスパーソンが増えているとも感じました。


お昼にモンゴル初の回転すし屋さんに行きました。ここはケンピンスキーホテルの日本料理屋さん「さくら」の支店とも言えます。中に入ると、中央にどんとシェフのSさんがお寿司を握っていました。

日本人からすると、回転すしイコール安い寿司と考えてしまいそうですが、ここは高級感ある寿司屋です。

高級店のようなカウンターもあり、仲間と一緒に座れるテーブル席もあり、良く設計されているなと思いました。

驚いたのは、お客さんの数とその人たちです。席に着いた後、すぐに満席になりました。しかも「日本人はいるかな?」と見回しても、日本人はゼロです。

私の見る限りでは8割くらいがモンゴル人でした。シェフのSさんに聞いたら「お客さんの7割がモンゴル人、2割が欧米人で日本人は1割くらい」だそうです。

日本人の割合の少なさが、逆にお寿司がこのモンゴルにさえも定着しつつあることを感じました。

また回転すしにして、お寿司に馴染みのないモンゴル人も実際に見ながら選べるので、普通の注文式よりもモンゴル人にはわかりやすいなと思いました。

もともとSさんがいた本家「さくら」には、後輩の日本人シェフが来たんだそうです。

「さくら」自体も、もう日本人に支えられているというよりは、モンゴル人や欧米人のお客さんの方が多いのですから、ある意味、日本料理が本格的にモンゴルに定着してきたのかなと思います。

昨日のランチに行った菓子シェフのMさんがやっている「さくらベーカリー」も、空くのを待つ人がいるほどの人気店です。ここも、私たちが行った時は日本人客がゼロでした。

ここでももう日本料理がモンゴルで市民権を得たのがわかりましたし、最近急に日本料理屋が増えてきたのもうなずけます。


今日お目にかかった在蒙4年になるビジネスマンのKaさんが日本企業の進出に関して「この国は、細かいことを気にし過ぎて時間かけるのか、とにかく波に乗ってやろう、と考えるかで、結果は随分違うでしょう」と言ってたのが印象的でした。

もちろんリスクはどこの国にも存在するので、それへの意識は大切ですが、いつまでも波に乗り切れないのなら、やはりこの国では難しいだろうと言わんとしているんだろうと感じました。

また私が日本に帰国したのとほぼ同じ時期にこちらへ来たビジネスマンのKoさんは、「骨を埋めろと言われたらどうするの?」との質問に「やれと言われたら、そうするつもりです」と迷いのない答えを言いました。


残念ながら、大きな日本企業の進出は今もほとんど見られませんが、SさんやMさんもそうですし、ビジネスマンのKaさん、Koさんらを含め他に会った日本人たちは皆生き生きとして元気なのが印象的でした。

国が元気だと、そこで働いている日本人も活気が出てくるのでしょう。そういう人たちをもっと増やせれば嬉しいです。








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Last updated  2012.02.11 01:10:27
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生き生きしている日本人の方々   hiensou さん
初めまして(*^.^*)
女性ビジネスマンが増えていると聞いて私も波に乗りたい!とウズウズ♪
が、日本人のご多分にもれず調査中~考慮中~が数年続いています。
えい!と、取り敢えず行って何かを始めよう!と言う勇気がわかず、相変わらずお尻が重いです。
UBは、行くたびに目を見張るような成長をしています。
日本では失われつつある夢や希望を実現できそうな勢いを感じますね☆
私もdocomo携帯です。
昨年の秋、やはりUB市内でメールの送受信ができなくて困りました。
ノミンデパートの正面出入口付近だけは何故か使えましたよq(^-^q)
寒さが厳しいので、ご自愛下さいね^^ (2012.02.14 11:20:11)

Re:生き生きしている日本人の方々(02/11)   モンゴル2008 さん
hiensouさん、ありがとうございます。

そうですね、モンゴルでは女性経営者も多く、女性にも活躍の場は多いと思います。
とはいえ、何もないのに「えい」」と行くのは大変そうですね、確かに。ただ、見ているだけでは「どんどん」チャンスが埋まっていきますから、やるからにはタイミングが大切だと思います。
モンゴルでご活躍できる日が来るといいですね。ただでさえ腰が重い日本人としては、女性ビジネスパーソンは企業派遣以外はほとんどいないのではないでしょうか?初代ビジネスウーマンとして活躍してください。
(2012.02.14 14:17:00)


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