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創生陸玖の『Learning Journey』

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2021/05/02
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 ちょっと前になりますが、小説の『アルケミスト』を読みました。今回は、その読書感想文を書きたいと思います。

 

 なるべくネタバレしないように書きたいと思います。それでは、いってみましょう。

 

人生とは何か?

 『アルケミスト ~夢を旅した少年~』は、パウロ・コエーリョというブラジルの方が、書いた小説です。発表されたのは1988年で、もう30年以上前の小説になります。世界でロングベストセラーとなっている1冊です。

 

 物語は羊使いの少年、サンチャゴが夢で見たお告げを信じて、エジプトのピラミッドに向けて旅をするものです。

 

 一番印象に残っているのは、最後の展開を読んで「なるほど。人生もそういうことだよな」と思ったことです。そこに、人生で本当に大切にすべきことがあるように思えます。

 

 旅をして、たくせんの経験をして、愛する人を見つけ、その先に本当に大切なことは何か、が見えてくるのでしょう。そして、大切なことは身近にあるものなのです。

 

 目的を忘れかけそうになるときもあります。しかし、一歩一歩進むことで、人生の知恵を学んでいくのです。

 

前兆に従うこと

 アルケミストを読んだ時期は、バシャールの本を読んでいた時期と重なります。なので、バシャールが言っていることと、アルケミストの内容が重なっているように思えました。

 

 「前兆に従うこと」、これはバシャールの言う「シンクロニシティ」と同じように感じます。

 

 バシャールの言う「シンクロニシティ」とは、ワクワクすることを行動に移すと、物事がスムーズに運び、まわりからサポートされるようになることです。

 

 シンクロニシティとは、「人生を変える偶然」です。この偶然により、自分の前に起こる物事や、自分がチャレンジすることが、スムーズに運びます。導かれるように進むことが、よりよい人生にしていくことなのかもしれません。

 

 そして、アルケミストの中に「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」という言葉があります。これも自分が進むべき道を示してくれる、ヒントとなる言葉なのでしょう。

 

賢くなるためには旅をする

 賢くなるためには、旅をすることです。経験やさまざまな体験を積むことで、人生のデータベースが拡がっていきます。

 

 直感も経験の産物です。直感を磨くためには、経験値が必要なのです。

 

 アルケミストの作者、パウロ・コエーリョも世界各地への放浪の旅の経験があります。世界を巡る旅の中で、作家を歩むための基礎を築いたといいます。

 

 その中で、人生で大切なことはなにか、という答えを見つけたのでしょう。それがこの本を生み出せることにつながったのではないでしょうか。

 

 夢を忘れてしまった人は、夢を生きることの大切さを忘れてしまった人です。何かに追われて、日々を過ごしていれば、忘れてしまうのも無理がありません。

 

 夢を生きることを忘れてしまった人は、40代、50代の人とは限りません。もしかしたら、10代の人でも忘れていることもあるでしょう。この『アルケミスト』は、夢を生きることの大切さを、人びとに伝えているのだと思います。

 

 

 いかがでしょうか? 今回は『アルケミスト』の読書感想文をまとめてみました。

 

 この小説は童話風に書かれているので、とても読みやすいと思います。いくつになっても、旅をするワクワクする気持ちを、心のどこかに持っていたいですね。

 

 

 それでは読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

【参考文献】








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Last updated  2021/07/02 08:44:56 PM
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