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カテゴリ:野鳥
日常良く見かける鳥。 カラス・スズメ・ヒヨドリ・・・写真を写していても「またヒヨドリか!」なんて思います。
スズメは割合人々から好かれていますが、カラスとヒヨドリはどちらかと言うと嫌われ者です。 カラスはゴミを食い散らかすので一番嫌がられます。 それではヒヨドリはどうして嫌われるかといえば、野菜や果樹をつついて傷めるという事や、とにかく声が大きい、餌場などでは他の鳥を追い払ってエサを独り占めにする・・・などといった事が挙げられます。
野鳥に癒しを求める人々にとっては、こういう人間社会にも存在するような厚かましい行動は許す事が出来ず、「ヒヨドリは嫌い!」となる訳です。 何となく分かる気はするのですが・・・少し可愛そうな気もします このヒヨドリ、日本ではどこでも見られて珍しくない鳥なのですが、分布は局地的で国外では朝鮮半島南部・台湾・フィリピン北部にしか居ない珍しい鳥なのです。
野鳥愛好家の中には、イギリスやアメリカからわざわざヒヨドリを見にやって来る人も居るのだそうです。 名前の由来は「ヒーヨ・ヒーヨ」という鳴き声からと言う説が有力ですが、「ヒエドリ」から転じたという説もあるようです。 どちらにしても野鳥達も生きるのに一生懸命ガンバッテいますので、暖かく見守ってやって下さい
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今年の天候は不順で困りますが、ヒヨにも困っていますよね
サクラの咲く頃に、庭のレンギョオの黄色い花、みな食べました ヒヨのつがい二羽、アセボの木が宿り木、いつも遊んでいますね 今年は珍しくムクドリが飛来、でもヒヨ番いが、追っ払いますね 憎まれっ子世にはばかる、憎まれ者ほど世間ではばをきかす 小鳥の世界だけではなく、人間も同じなのかナ、ではまたね (2010/04/26 11:45:54 PM)
「ヒヨドリって「いやしいとり」(鵯)って書くのですよね。」渡辺淳一の「麻酔」という小説の中で、主人公が心ひかれる女性がつぶやいていましたっけ。
やっぱり私もかわいそうに思います。。。 (2010/04/27 10:09:33 AM)
漢字は表意文字です、文字の成り立ちに意味ありますよね
ヒヨドリの漢字はイヤシイ鳥です、不思議な語源、なぜですかねエ 角川新字源は、卑の漢字に、近い、身近なの解説あります ただし卑の漢字の応用語は、卑怯、卑劣漢、男尊女卑です 稲畑汀子の「季寄せ」は、留鳥で年中いる、人里に現れる ナンテンなど庭木の実を片っ端から食べるヒヨドリ、と説明ですね ◇鵯のこぼし去りぬる實の赤き・与謝蕪村 蕪村はヒヨドリの行儀の悪さ指摘(高浜虚子「花鳥諷咏」より) 漢和辞書には魚ヘン、鳥ヘンの文字は国字を含め多いですね しかし、イヤシイといった文字の使用は、他にないようですよね (2010/04/28 12:21:45 AM) |