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カテゴリ:植物
桑イチゴが、だいぶん熟れてきました。
日本では昔から、養蚕の蚕(カイコ)の餌として、畑に沢山植えられていましたが、昭和初期をピークに生産が減り、今では養蚕をしている家も無く、植えた桑の木は荒れた畑に放置されたままです。 桑の木は、そのまま大きくなり毎年たくさんの実を付けて、ほとんどが野鳥の貴重な食料となっています。 ![]() 名前の由来は、カイコの「食う葉」が縮まった「クワ」というのが一番有力な説だそうです。 果実は5~6月頃に結実して初夏に熟します。 ![]() 実は熟れて来ると赤黒くなり、キイチゴのような柔らかい粒が稲穂状に下げて開花します。 その果実は甘酸っぱく美味しいですが、色素・アントシアニンが強く、洋服などに色が付くとなかなか落ちません。 それでも子供の頃には、手も口も赤黒くなっても食べたものですが、今の子供達にはそのような経験はないと思います。 ![]() 収穫方法で一番簡単なのは、ビニール傘を逆さまにして、長い棒で枝を叩くと熟れた実は簡単に落ちてきます。 それを集めて持ち帰り、綺麗な水で何回もすすぎ、その時に熟れていない白や赤い実は取り除きます。 ![]() 最後は、ザルに移して天日で乾かしました。 今回収穫したのは本当に少しだけで、まだまだ沢山あるので本当に勿体無く、ジャムなどに利用出来ないか、今検討している所です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/06/06 08:42:42 PM
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