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カテゴリ:季節の話題
毎年、友人が沢山の西條柿を植えていて、それを頂き吊るし(柿干し柿)を作ります。
「早く来て柿を取らないと、イノシシやハクビシンが食べてしまうよ」と言う連絡で取りに行きました。 昔は、この西条柿を出荷していたそうですが、手間賃・箱代・手数料などが高騰して、出荷しても大した金額にはならず止めてしまったそうです。 10本ほどある柿木は今でも大切にして、ご覧のように下刈りもきれいにしています。 立派な西条柿が実を付けていますが、誰にも食べられないのが可哀想です。 全部で50個程持ち帰りました。 これでも一本の木の、ほんの少しにすぎません。 皮を剥き紐に通して、熱湯に浸けて殺菌したら出来上がりです。 出来上がった干し柿は、適度に日陰で風通りの良い場所に吊るします。 ここは毎年同じ場所ですが、後は天候次第です。 ヒョドリなどの野鳥も良く知っていて、少し乾いて甘みが出てきた頃を狙っています。 こちらも時期を見計らって場所を移します。 昔は、何処の家の軒下にも沢山の干し柿が吊るされていましたが、今ではあまり見かけなくなりました。 それだけ食べ物も豊富にあって、手間のかかる事はしなくなったからだと思います。 今が旬の葡萄なども美味しいですが、干し柿の味も又、格別です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/10/08 09:12:45 AM
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