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おじなみの日記

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2013年07月27日
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カテゴリ:映画
1970年代の映画の事ばかり書いてるので比較的、最近の映画の事を・・・。

この映画の感想ってかなり前にも書いたかも知れないけど、
今回はこの作品の監督のヴィム・ヴェンダースとU2のボノによる副音声を
聴きながら映画を観てから、通常音声でもう一度最初から鑑賞しました。
何度も観た映画なのでセリフは何となく覚えてたりするので、二人の解説を
聴きながら観てると、また新鮮に感じた。
U2のボノはこの映画の原作を書き、映画製作スタッフにも参加しています。

ロサンゼルスの中心地に隣接してるダウンタウンにあるミリオンダラーホテルには
社会不適合者と呼ばれる人たちが住みついている。
昼間はビジネスマンで溢れかえるこの街は夜になるとミリオンダラーホテルの
住人達の世界になっていく。

ミリオンタ?ラーホテル  1.jpg

プロローグは夜明けのロサンゼルスをゆっくりと空撮した映像が曲と共に流れる。
そして、ミリオンダラーホテルのネオンが消える。
ミリオンダラーホテルの屋上の消えたネオンの下を一人歩く若い男。
これが、主人公の一人のトムトム。
彼は屋上の端から反対側の端へ向かい走り始める。
走ってる途中、彼は笑顔で誰かに手を振る。そしてそのまま屋上から飛び降りる。

ミリオンタ?ラーホテル  2.jpg

そしてこの時の2週間前に戻る。
彼(トムトム)は知的障害なのか、それを装ってるのか…個性的な男である。
その日、FBI捜査官スキナーがこのホテルに現れる。
FBIがやって来た理由はトムトムの親友イジーがこのビルの屋上から落ちて
死んだ事件を捜査するためだった。
イジーは金持ちの御曹司でユダヤ人だった。
父親はイジーは自殺ではないと言う、自殺はユダヤ人にとって大罪であるし、
自殺する理由などない、殺されたのだと言い切る。

トムトムはこのホテルに住んでる娼婦のエロイーズに憧れていた。
ある時、勇気を出してエロイーズに話しかける。
そして次第に二人の仲は近くなっていく。

ミリオンタ?ラーホテル  3.jpg
トムトムとメル・ギブソン演じるスキナー捜査官の関係もおもしろい。

イジーと同居してたジェロニモと呼ばれる男がいた。
テレビの取材が彼の部屋に来た時にジェロニモがタールで書いた絵を
テレビレポーターはイジーの遺作だと勘違いした。
それを利用してその絵を高額で売る計画をホテルの住人たちは立てる。

それと同時にトムトムとエロイーズの純愛の進展、
イジーを殺した真犯人の捜査と話は交錯して行く。
そして最後にこの映画のプロローグの場面に繋がっていく。

ミリオンタ?ラーホテル  4.jpg
この場面はいつ観ても何か心が動く。

ミリオンタ?ラーホテル  6.jpg

ミリオンタ?ラーホテル  7.jpg

ミリオンタ?ラーホテル  8.jpg

ミリオンタ?ラーホテル  9.jpg

魂の自由と精神の解放を考えさせられる。
最後の靴を選ぶトムトムの表情がしばらく頭に残る。

映画の中で流れる音楽も素晴らしく、楽曲単体としても聴き入ってしまうような
曲ばかりです。

ミリオンタ?ラーホテルDVD.jpg





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最終更新日  2019年06月17日 01時45分28秒


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