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カテゴリ:ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透)
谷村新司さんの2015年コンサートツアーの最終日に行ってきました。
ツアーの初日の大阪フェスティバルホールを観て以来でした。 倉敷も行くつもりがどうしても行けなくなって、結局最初と最後だけになってしまった。 初日の大阪での感動の何倍も凄いコンサートでした。 バンドの演奏も初日の頃よりも更に素晴らしく最高の演奏でした。 ちんぺいさんの声が特に素晴らしく、1983年から本格的に始めたソロコンサートの中でも ベスト10に入るんじゃないかと思うほどの歌唱に鳥肌立ちまくりでした。 セットリストは大阪と同じですが、まったく違うセットリストで聴いたかのような凄まじさでした。 1曲目「ハレバレ」 2曲目「寿留女~スルメ~」 3曲目「三都物語」 4曲目「エデンの夏」 5曲目「秋止符」 6曲目「心の駅」 7曲目「雪の音」 8曲目「櫻守」 9曲目「サクラサク」 10曲目「ありふれた黄昏の街にて」 11曲目「22歳」 12曲目「29th BIRTHDAY」 13曲目「鶴と亀」 14曲目「タカラヅクシ」 15曲目「北陸ロマン」 16曲目「いい日旅立ち」 17曲目「梅・桃・桜」 18曲目「家」 19曲目「悲しみの器」 20曲目「遠くで汽笛を聞きながら」 21曲目「英雄」 22曲目「群青」 23曲目「チャンピオン」 24曲目「昴」 25曲目「MIRAI」 26曲目「サライ」 4月に発売されたニューアルバム「NIHON」からの9曲も演奏、歌唱とも熟れて、 CDや初日に聴いた印象を遥かに上回る素晴らしさでした。 ちんぺいさんの歌唱がより細かく声の表情が感じられて歌詞が自然に胸に入ってきました。 4曲目の「エデンの夏」も初日のような手拍子の嵐になってなくて歌をしっかり聴けて良かった。 手拍子はあったけど、大阪よりはかなり小さくてそんなには気にならなかった。 5曲目の「秋止符」はボサノバアレンジですが、地球劇場の放送の時や 初日の大阪の時に聴いた時よりもめちゃくちゃカッコよく感じた。 林勇治さんのガットギターが特にカッコよく鳥肌でした。 このままの流れで2ndアルバム「海猫」に収録してる超名曲「サンセット(蒼い夕日)」に 繋がれば感動しすぎて死ぬかも^^; このバンドメンバーで「サンセット(蒼い夕日)」が聴きたい。 5曲目「心の駅」ではちんぺいさんに握手してもらえた^^; そして6曲目!「雪の音」! 初日の時にこの曲をアリスで聴いたのは1976年9月5日神戸国際会館と 1976年12月23日大阪厚生年金会館って書いたと思うけど、神戸国際会館では1977年10月24日でも 歌ってたかも知れない。何となく記憶に残ってる。 神戸国際会館では1976年9/5と1977年10/24の2回かな・・。 大阪で「雪の音」を歌ったのは1976年12月23日大阪厚生年金会館のベーやんが倒れて ちんぺいさんときんちゃんの二人だけのコンサートの時だけのような気がする。 1977年全国縦断リサイタル「エンドレス・ロード」ではセットリスト入りしなかったので 「雪の音」はその前後の地方でのコンサートでは歌われてたようです。 神戸国際会館でのアリスのコンサートで一番鮮烈に印象に残ってるのは 1974年12/29の本編ラストで歌った「青春の影」! その後、「今はもうだれも」や「冬の稲妻」「チャンピオン」などの 大ヒット曲を連発する時代に突入しても、「青春の影」のカッコ良さが忘れられなかった。 ホリゾントが真っ赤に染まってアウトロで徐々にテンポを上げて、きんちゃんのコンガの 乱打と共に緞帳が閉まって行く。 小学生の自分が始めて音楽で鳥肌が立った瞬間かも知れません。 またちんぺいさんの高速16ビートを掻き鳴らしてる姿にも憧れた。 「アリス セカンドライブ」でも同じような演奏が聴けますが、 ライブレコーディングした3/31から9ヶ月経って、後半のアレンジも変わってきてて より激しくライブアレンジになってたように思います。 あの頃のアリスのライブは緞帳の使い方がめちゃカッコよかった。 オープニングでも緞帳の中で60年代の海外のフォークナンバーを1曲演奏してから ゆっくり緞帳が上がるといきなり「愛の光」が始まったり「明日への讃歌」が始まったり…。 そして照明機器もそんなに種類がない時代、ホリゾントを効果的に使って 楽曲のインパクトを最大限に引き出してたり、フットライトでホリゾントに3人の影を 赤や青に映し出して、少しサイケな照明もアリスはカッコよかった! 「愛の光」の間奏などでフットライトを効果的に使ってたように思う。 アリスの照明の事を書き出したらきりがないほど感動的な場面がありますが、 止まらなくなるので照明の事はこの辺で・・・。 アリスのコンサートを小学低学年から観るようになって、 子供の頃から照明って物に凄く興味が涌くようになった。 今でもどんな舞台やライブを観ても照明のバトンの数やバリライトの数や配置を無意識に チェックしてしまいます。 5曲目までの事しか書いてなかった・・・ 新曲の中では18曲目の「家」が、初日のライブで聴いてからもの凄い好きになってる。 今日、初日より更にカッコいい「家」を聴いて感動倍増でした。 そして19曲目「悲しみの器」 今日もとにかく最高でした。本当に良い曲だとしみじみ感じながら聴いてました。 音楽なんか何も聞きたくないほどの悲しい時でも、この曲を聴きたくなる不思議な曲です。 ちんぺいさんのバージョンでも森進一さんのバージョンでも、 この曲はどんな時でも包み込んでくれるような気がする。 シンプルで飾りがほとんどない歌詞とメロディと演奏。 これで感動できる物こそが最後に自分の中の残る音楽かも知れない。 21曲目の「英雄」に関しても初日の感動どころの騒ぎではなかった^^; 「獅子と薔薇」の中からだと「神のマリオネット」や「冬のメリゴーランド」を 歌ってほしいって初日の時に書いたと思うけど、今日は「英雄」で大満足。 今日の「英雄」は1988年〜89年のリサイタルツアーや、その後のオーケストラとの コンサートで聴いた「英雄」よりも感動したかも知れない。 「群青」「チャンピオン」「昴」も今日の歌唱、演奏は本当に最高でした。 アンコールの「MIRAI」も歪みなく素直な気持ちで聴けた。 1曲目の「ハレバレ」から「MIRAI」まで感動の2時間半でした。 来週、横浜の赤レンガパークでの野外コンサートがあります。 行けなくて残念・・・。 アリスの活動停止以降に1982年からこの時期にちんぺいさんは 野外コンサートをよく開催していました。 1982年8月21日 東京 増上寺での北島三郎さんとのジョイント野外ライブ 1983年8月7日 兵庫県神鍋高原での野外フェス 1984年8月25日 姫路セントラルパーク広場での野外コンサート 1983年神鍋高原のライブは「EMBLEM」発売後初の野外コンサートだったので、 炎での演出や花火なども使ってました。 「愛」を片膝ついてがなるように熱唱するバージョンもこの日のセットリストに入ってました。 「ハリマウ」では炎が吹き上がる演出も 1974年頃ちんぺいさんが住んでた2DKのマンション。 ジョニ黒とセブンスター、キャンドル、ジョニ黒の右には写ってないけど、 牛乳瓶の花瓶に黄色いバラが3本。 花瓶の手前には水玉のカバーをしてる黒電話。 これはちんぺいさん、何してるんだろ?^^; ショルダーバッグにバンダナ結びつけてる。 2mdソロアルバム「海猫」のジャケ写の元になってる写真。 ちんぺいさんの顔部分を反転させて加工したものがアルバムジャケットになってます。 一つ前の何してるんだろ?写真と同じ時に撮ったチェックシャツの写真が「海猫」の 宣材写真に使われてます。 何してるんだろ写真と同じ時に撮ったとは思えないシリアスな写真。 でも、片手には何してるんだろ写真と同じ細い枝を持ってる^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月13日 16時52分25秒
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