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おじなみの日記

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2021年02月03日
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中島みゆきさんの11枚目のアルバム「はじめまして」の海外盤。
日本盤は見開きWジャケットなのですが、香港、シンガポール盤はシングルジャケットで
歌詞カードも日本語歌詞の薄い紙が一枚のみ。
「予感」の香港、シンガポール盤は中国語と日本語歌詞が裏表になってました。
(「予感」の香港盤の歌詞カードを載せるのを前回忘れてた)





このアルバムは日本でも2種類発売されました。
通常盤2800円盤とMaster sound3500円盤の2種類。
1984年当初は音の違いがいまいち分からなかったのですが、
ある程度オーディオにお金かけるようになって違いは以前よりもはっきりわかるようになった。

久しぶりに香港盤でも聴いてみたけど、Master sound盤で「はじめまして」を聴いた。
香港盤は日本の通常盤と変わらない。


    全曲作詞・作曲 中島みゆきさん
A面
1曲目「僕は青い鳥」      編曲 小野崎孝輔さん
2曲目「幸福論」        編曲 小野崎孝輔さん
3曲目「ひとり」        編曲 倉田信雄さん
4曲目「生まれる前から」    編曲 倉田信雄さん
5曲目「彼女によろしく」    編曲 小野崎孝輔さん


B面
1曲目「不良」         編曲 倉田信雄さん
2曲目「シニカル・ムーン」   編曲 倉田信雄さん
3曲目「春までなんぼ」     編曲 倉田信雄さん
4曲目「僕たちの将来」     編曲 小野崎孝輔さん
5曲目「はじめまして」     編曲 倉田信雄さん








1曲目「僕は青い鳥」は初めて聴いた時から、このアレンジは飽きない。
ライブでやる時もこのまま崩さずにやってほしいと思う曲。
「僕は青い鳥」を大幅に変えた事なんてないけど。
ただ、1986年ツアー「五番目の季節」のラスト、「この空を飛べてら」を激しくストロークして
カットアウトすると「僕は青い鳥」のインストが流れ始める。
場内アナウンスが流れ出してもしばらく座って聴いてた。
序盤はピアノ演奏の元のアレンジを変えていない感じなのですが、
途中からスペイシーなR&B(ディスコサウンド風)のようになる。
あのバージョン残してないのだろうか・・。

1984年「明日を撃て!」ツアーのオープニングの印象が一番強い。
アルバム発売の5年前の1979年秋のツアーですで披露されています。
みゆきさんの弾き語りでした。イントロなどのフレーズはある程度この時すでに出来てました。
(「極楽通りへいらっしゃい」もアルバム発売5年前の1980年ツアーですでに披露されました。
  この時はサビや歌詞もかなり違っていました。)

2曲目「幸福論」は1985年「のうさんきゅう」ツアーでのアレンジが強烈にカッコいい。
ブラスを大々的にフィーチャーしてブラスロックのように思える激しいアレンジだった。
ギターソロも3倍上長くしてたし、歌ってる時のみゆきさんもGソロの時のみゆきさんの動きもカッコ良かった。

3曲目「ひとり」はシングルとアルバムのアレンジが違っていて、このアルバムバージョンのアレンジで
ライブで演奏された事はなかった。
「明日を撃て!」も「歌暦page'85」もシングルバージョンで演奏。
なので、シングルバージョンの印象の強いし、ライブで何度か聴いたバージョンなのでアルバムより
シングルバージョンの方がどうしても良いように思えてしまう。

4曲目「生まれる前から」はアレンジがめちゃくちゃカッコいい曲。
1984年「明日を撃て!」の時はスタジオアレンジをほぼ忠実に再現してくれた。
それはそれでめちゃくちゃ良かったんだけど、それ以上に鳥肌だったのは
「歌暦page'85」のハードロックバージョン。

5曲目「彼女によろしく」
この曲自体、聴くのが何年ぶりだろう?って感じだったけど、メロディーもアレンジも美しい。
コンサートでよくやりそうな曲だけど、セットリストに入った事は少ない曲。
「のうさんきゅう」ツアーでスタジオアレンジほぼそのままで演奏された。


B面
1曲目「不良」で印象的だったのは「1986年  歌暦-恋唄-」のバージョン。
みゆきさんの弾き語りから静かに始まる構成でした。
でも一番カッコ良かったのは「1987年  Suppin Vol,1 」のアレンジと演奏。
みゆきさんの歌い方もHeavyなギターも最高だった。
「カーニヴァル1992」でも演奏されたけど「Suppin Vol,1 」バージョンがまだ頭に残ってる時だったので
凄く緩い感じに思えて好きじゃなかった。スタジオバージョンにかなり近いアレンジでしたが・・・。

2曲目「シニカル・ムーン」は今はこのアルバムで一番好きな曲。
ライブでは毎回、さまざまな尖ったアレンジで聴かせてくれた。
「1985年 のうさんきゅう」のシンセの低音の単音弾きが中心になってる斬新なアレンジも最高だったし
「歌暦page'85」ではまた全然違ったプログレなアレンジで聴けた。
「1987年  Suppin Vol,1 」の時もそれまでとまったく違う斬新なアレンジで聴けた。

3曲目「春までなんぼ」も「シニカル・ムーン」同様にこのアルバムで特に好きな曲。
コンサートでは「1985年 歌暦page'85 」でのみ演奏。(夜会ではやったけど)
スタジオ盤のアレンジも完璧なカッコ良さだし、ライブではさらにHeavyにアレンジされて
みゆきさんの壊れかけのボーカルも最高だった。もうあんな歌唱は聴ける事はないと思う。

4曲目「僕たちの将来」は「のうさんきゅう」と「EAST ASIA TOUR」で歌った。
「のうさんきゅう」の時のロボットのように無感情で歌い始めるのが良かった。
アレンジも「のうさんきゅう」のシンセ1本アルペジオで歌うのはシブかった。
サビはコーラスが音程を無視した一本調子のロボット風コーラスも当時は攻め過ぎとか思われたけど
最高でした!(ロボット風と言うかコンピューターが話してる風)

5曲目「はじめまして」も「のうさんきゅう」の時の現代音楽風のピアノ演奏が10分近くあって
ブラスを入れまくりの「はじめまして」が始まる。凄かった。この頃は本当に攻めてた。
またトランペットとトロンボーン、パーカッションも入れてライブやってほしい。
最近はSAXとストリングスばかりなので。
「のうさんきゅう」の時の「はじめまして」を超える事はないかな。

通常盤LP シュリンク未開封。いつか開けて真っさらの盤を聴こうと思ってる。


Master sound盤LP これも未開封。


最初に出たCD  3500円盤


「予感」の香港盤の事を書いた時に載せわすれてた歌詞カード。
香港盤「はじめまして」の歌詞カードは普通に日本語歌詞のみなので。





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最終更新日  2021年02月03日 01時19分53秒
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