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おじなみの日記

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2024年04月09日
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1978年はアリスにとって激動の年でした。
1977年10月5日に発売した「冬の稲妻」が1978年に入ってからレコード売り上げが急激に伸びはじめ、
息の長い大ヒット曲になりました。

アルバム「ALICE VI」も4月5日に発売されるとオリコン週間1位に。
1978年度アルバム年間売り上げ2位になった。
(ちなみに1位はピンク・レディ 「ベスト・ヒット・アルバム」)
さらにアルバム年間売り上げ4位に「ALICE V」が、10位に2枚組ライブ盤「アリス栄光への脱出」が
ランクインした。年間ベスト10内に3枚ものアルバムがランクイン。
21位には堀内孝雄さんのソロアルバム「あいつが死んだ晩」も入ってる。

この年はそれほどに目まぐるしい1年で、それまでのんびりアリスを応援してたファンも
まさに右往左往してチケット争奪戦やスケジュールを早く知る事に奔走した。
翌年1979年はさらにファンも忙しい1年になった。

アルバム「ALICE VI」が4月5日に発売されてから初めてのコンサートは4月7日8日の神戸公演でした。
アルバムから多くセットリストに入るのだろうかと期待してましたが、
すでに発売してたシングル曲のみがセットリスト入りした。
「冬の稲妻」「涙の誓い」「街路樹は知っていた」の3曲。
1978年春はコンサートスケジュールやテレビ出演などが詰まっていて、
新曲をライブ用に練習する時間がなかったものだと想像できる。
そして、この時期、ちんぺいさんの体調が良くなくて、
セットリストはべーやんがリードボーカル取る曲を多めに組まれていました。






セットリスト 4月8日 (4月7日は曲順が一部違った)
1曲目「スナイパー」
2曲目「愛の光」
3曲目「君がいるから」
4曲目「老人」
5曲目「熱い吐息」
6曲目「帰り道」
7曲目「街路樹は知っていた」
8曲目「冬の嵐」
9曲目「遠くで汽笛を聞きながら」
10曲目「今はもうだれも」
11曲目「帰らざる日々」

12曲目「涙の誓い」
13曲目「冬の稲妻」

この日、昼2時頃に神戸文化ホールへ向かった。
楽屋入りの時間をある人に教えてもらってた。
でも、怖くてちんぺいさんに近づけなくて遠巻きに見てました。
ちんぺいさんは「楽屋待ちとかあまりされたくない」ってはっきり言ってたのですが、
凄く和かにファンの女の子たちからプレゼントを受け取ったり
握手したりしてるのを見て、怒られないのか…と中学生の自分はその光景を見てた。
その日はたまたま行儀の良いファンが集まってたようで騒ぐようなファンがいる場合は
かなりきつく注意されてた事もあったと他の会場で入り待ちをしてた友人に聞いた。
遠巻きに見てた自分の方へちんぺいさんが近づいてきて少し焦ってると、
軽く手をあげてニコッと笑って楽屋口へ入って行ったのを鮮明に覚えてる。
小学4年生の冬からアリスのコンサートに行き始めて、初めて間近かにアリスのメンバーを観た日だった。
べーやんは疲れてそうでタクシーから降りるとファンに軽く手をあげてすぐに楽屋へ、
きんちゃんはいつも通りにニコニコとファンの肩を抱いて写真を一緒に撮ってたりと
今もあの頃もまったく変わらないきんちゃんでした。

その時に子供ながらに凄く印象に残ってるのは、ちんぺいさんの顔色が日焼けではない土気色で
しんどそうだと感じた。
この日の1ヶ月過ぎにちんぺいさんは倒れて入院。
6月7月とべーやんときんちゃんの二人でスケジュール通りにツアーを回った。
ちんぺいさんの復帰は8月30日の日本武道館公演からだった。ドラマチックだった。



3月は2days3公演、大阪厚生年金会館で開催。1日2公演というはその頃まで普通にありました。




セットリストの内容は
1978年5月5日にNHK-FMで放送されたライブのアレンジと同じ。
この頃のツアー内容を1時間弱に凝縮したのがNHK-FMライブ。
「走っておいで恋人よ」だけ神戸と3月の大阪ではセットリストに入ってなかった。

この時の「愛の光」はピアノがイントロリフを弾くかなりレアなバージョン。
ギター2本、ピアノ、コンガという構成。
「冬の嵐」はアリさんのハーモニカが大活躍するアレンジ。
かなり素朴な演奏での「冬の嵐」で、本当にパリのカフェのテラス席で聞こえてきそうな雰囲気。
行った事ないけど^^;

「老人」と「君がいるから」は二人のアリスになってもそのままセットリストに入ってました。
ちなみに二人のアリスのオープニグ曲は「飛び立てジェットプレーン」です。

ここから「君のひとみは10000ボルト」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「夢去りし街角」
「秋止符」とアリスの代表曲を立て続けにリリース。
「君のひとみは10000ボルト」はアリスでリリースする予定がちんぺいさんが入院したために
べーやんのソロとして発売されました。

「冬の稲妻」ですが、関西では3月18日19日の大阪、4月7日8日の神戸がバンド演奏では初披露でした!
3人だけの演奏での「冬の稲妻」は1977年10月22日姫路、23日京都、10月24日神戸国際会館が
関西初披露でした。
3人だけの演奏の「冬の稲妻」は凄い迫力だった!
きんちゃんのタンバは「明日への讃歌」の時の何倍も強烈です。
10月24日神戸国際会館の時よりも12月17日の大阪厚生年金会館の時はさらに激しい演奏でテンポアップした。

4月は神戸でコンサートする事が多かった。

1975年4月20日 この日の6時半公演はザ・ムッシュのさよならコンサート神戸公演だった。


1977年はエンドレスロード ツアー
神戸文化ホールは一番後ろが1列で最前列が28列。
この日は2列目のちんぺいさん側だった。



1979年は神戸公演の代わりに滝野ローンステージで3万人以上を集めた野外コンサート。



1980年は5月に滝野ローンステージで海援隊とジョイントコンサート





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最終更新日  2024年04月09日 05時41分31秒
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