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2016年03月18日
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カテゴリ:紀州犬物語
生後四カ月半の紀州犬オス犬のタケゾウ。 (正月に京都に4泊の旅行をしていてこの間食べたものをすべて吐くためにやせ細っている。試練である。)(正月に京都に4泊の旅行をしてたときに撮影した)
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1歳5カ月と7日の「ジュウベエ」。(正月に京都に4泊の旅行をしてたときに撮影した)
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「タケゾウ」と「ジュウベエ」の祖母犬。7歳と6カ月。(正月に京都に4泊の旅行をしてたときに撮影した)
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紀州犬物語131「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月と大いなる期待。(横田俊英)

(タイトル)
「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月と大いなる期待。

(サブタイトル)
「悍威(かんい)に富み良性にして素朴の感あり、感覚鋭敏、動作敏捷にして歩様軽快弾力あり」という言葉。
(つぶ(円)らで小さな眼とはチビマル子なのだ。目が点では駄目だ。そのような眼をした「タケゾウ」である。)

第131章 「土用の一つ子」の紀州犬 白のオス犬の生後5カ月と大いなる期待。 執筆 横田俊英

(本文)

 日本犬の在り方を表現する次のような言葉がある。「悍威(かんい)に富み良性にして素朴の感あり、感覚鋭敏、動作敏捷にして歩様軽快弾力あり」という言葉だ。

 この言葉を私なりに解釈すると次のようなことになる。

 日本犬は精悍さや気迫に満ち、犬としての生命が躍動し飼い主に従順であって子犬も良く育てることができ、表向きの派手さは控えめであるが姿は汲んでも尽くせない味わい深さをもっている。周囲の様子を子細に掌握しすべてがわかっていてもそれを顔に出さず落ち着いた状態でいる。いったん動作が始まればその動きは電光石火のごとくである。それができるのは身体に力があるからである。歩くさまはバネが弾けるようにみえ軽やかである。

 もっと多くの言葉を用意して語らなくてはならないことではあるのだろうが安直に述べた。

 紀州犬を飼ってきてその性質をみてくるとこれが紀州犬だと単純にくくり難い。一番良い素晴らしい性質と思われる犬をもってして、これが紀州犬だと言いたいのであるが、そうでない犬がいるから語りにくい。

 好ましい性質の犬の事例として次のようなことを述べることができる。

 容姿は飛び抜けてよく、日本犬標準のあらゆる条項を満足している。顔貌は体型などの容姿以上にすぐれている。その容姿と顔貌がおりなす犬の佇(たたず)まいは、気負いのない心持ちとあいまって、どこまでもゆったりしている。態度や性質がしとやかにして上品であること。言ってみれば「たおやかさ」に満ちている。

 飼い主が犬舎のそばにいっても特別な仕草で対応をしな。飼い主がに何かを求める意思がなければ要らぬ対応をしない。「親父が庭の犬舎の見回りにきているな。私は何も変わりませんよ」ということなのだ。無愛想に頭を身体に押し込んで寝たふりをしている。

 そうでない犬もいる。飼い主がくると直ぐに起きあがって尻尾をぷりぷり振って、犬舎の扉を引っ掻いて喜びの表現をするのである。

 さきの無愛想に頭を身体に押し込んで寝たふりをしている排泄の欲求があるときには犬舎の扉の前に立って待つ。飼い主はその犬が何を求めているのか直ぐに察しをつける。

 このような犬はこれまでも何頭かいた。いまでは紀州犬のメス犬の「ウメ」がそうである。この「ウメ」は我慢している排泄欲求が敵わないときには犬舎の隅にシャーとやり、モリッとしたモノを出している。風邪などのためにどうしても犬の世話ができないときには助かる。「ウメ」のモリッとしたものは堅いので始末が良い。

 7歳になる紀州犬のメス犬の「コウメ」は主(あるじ)が別の犬を先に世話すると、そのようすをみてシャーとオシッコをする。

 1歳6カ月の紀州犬のオス犬の「ジュウベエ」も同じようにする。「ジュウベエ」はオス犬であるために陰茎を上手に使って犬舎の外の遠くにまでオシッコを飛ばす。

 こいつらめ、としかめ面をつくることになるのだ。「コウメ」の犬舎には藁(わら)を敷いているのでこれが濡れる。

 「コウメ」の犬舎の隣にいる「ジュウベエ」のオシッコは犬舎の外に放出されるから後で水で流す。

 飼い主が犬の世話ということで運動に連れだす動きがあってもこの犬舎の最長老になった紀州犬のメス犬「ウメ」は自分の番がくるまで泰然自若として待っている。本来ならばこの犬を先に世話するのが良いのだが、オシッコをして飼い主を困らせるほかの犬がさきになってしまう。これではいけないと思う。

 紀州犬のメスであったその性質が非常に好ましい「ウメ」は容姿・顔貌が抜群ということではない。十分ではなくても何とか体裁を保持している犬である。「ウメ」が生んだ子の出来は総じて良い。紀州犬メスとして本質の高い犬だと思っている。

 この家にいる犬は皆「ウメ」の子と孫である。

 7歳を過ぎたメス犬の「コウメ」は孫であり、1歳6カ月の「ジュウベエ」と生後5カ月の「タケゾウ」は「ウメ」の子である。

 犬を飼ってきていて現在はこのようになっている。

 何故にこのようになっているのか。飼い犬の4頭は多いのか少ないのか。2頭であれば世話が楽である。それが4頭であるのは良い犬と暮らしたいという気持ちがさせたものだ。欲がそうさせたのであるが欲が満たされることはない。欲は抑えたい。「悍威(かんい)に富み良性にして素朴の感あり、感覚鋭敏、動作敏捷にして歩様軽快弾力あり」ということや、日本犬標準として書かれている事柄を満たすことはできない。

 日本犬標準を横目で見ながら、私の飼い犬はこの程度が精一杯であり、ここまでのものなのだと割り切ることになる。遺伝は深遠なもののようであり、ああすればこうなる、こうすればああなる、ということが単純に通じるのではないと思われる。

 だからこの程度なのだと我を思いとどまらせるようにしなくてはならない。ああしてもこうならない、こうしてもああはならない、ということによって、10歳の紀州犬メス犬の「ウメ」がいて、その孫の7歳のメス犬「コウメ」がいる。ずっと離れて1歳6カ月のオス犬「ジュウベエ」と生後5カ月のオス犬「タケゾウ」というウメの直子がいるのである。

 何故に2頭のオス犬が随分と年齢が離れているのかというと、7歳になるメス犬「コウメ」の血液を経由させて、これならということで生ませたからだ。1歳6カ月のオス犬「ジュウベエ」と生後5カ月のオス犬「タケゾウ」は、「コウメ」の子が父親である。

 ややこしく思えるかも知れないが系統を図にすると単純なことなのだがそれを書き出すのはやっかいだから省略する。

 1歳6カ月の紀州犬オス犬「ジュウベエ」はどんな犬かというと、これはよく走る犬である。ひとっ走り30キロメートルは平気だ。大きくもない小さくもない紀州犬のオス犬である。顔貌に取り分けての特徴がない。母犬の「ウメ」に似ているといえば似ているが、似ていないといえば似ていない。何を考えているのか判別しにくい顔をした犬である。

 生後5カ月の紀州犬オス犬「タケゾウ」は母犬の「ウメ」にそっくりな顔をしている。妻はそうした顔つきの「タケゾウ」を可愛い、という。私は「タケゾウ」はオス犬だぞ、母犬に似ているようでは駄目だという。

 つぶ(円)らで小さな眼とはチビマル子なのだ。目が点では駄目だ。そのような眼をした「タケゾウ」である。

 外に出して塀に繋いでおいて「タケゾウ」を眺めると、その眼が釣り上がって見えた。何だ「タケゾウ」の目は点でもチビマル子でもなく、少し釣り上がった紀州犬の目ではないか、ということを確かめて嬉しくなった。

 「タケゾウ」は生後5カ月と10日に永久歯が全部あることを確かめた。口を開けて落ちた乳歯の下から永久歯が盛り上がってきているのである。後臼歯は歯茎を割って出てきてはいないが、確かにそこにある。犬歯の一部も同じような状態である。後臼歯の一番後ろのモノは本当のところはまだ確認というわけにはいかないが、まずは大丈夫だ。

 門歯(切歯)の噛み合わせもよい。ちゃんと鋏(はさみ)状になっている。

 このようなことで永久歯が生えるようになる生後5カ月のころには紀州犬のオス犬は口吻が太くなってきてたくましく見える。

 生後20日ほどで乳歯の門歯が生えるのが日本犬である。その乳歯はその後少しは大きくなるとはいっても生えてきたころと大して変わらない。生後2カ月ころには乳歯の下に永久歯の根ができていてそれが徐々に大きくなる。そして生後4カ月ころには門歯が生え替わる。

 「タケゾウ」と一緒に育てていた同じ月齢の血の違うメス犬は「タケゾウ」よりも早くに門歯をはじめとする永久歯が生えた。「タケゾウ」の永久歯の生え方は遅い部類に入る。

 全部の永久歯が生えた「タケゾウ」の姿は眩しい。塀に繋いで全身像をみる。良い顔だ、良い姿だ。「タケゾウ」は良い犬だと思う。それがやがて思い過ごしだということになるのが落ちだから、舞い上がっているのはいまのうちだけだ。

 以前から気に掛かっていたことがある。耳の付き位置が高いか、あるいは前軽度が不足しているかしている。空を向いているような耳では駄目なのだが「タケゾウ」の耳は空を向いている。これでは駄目だ「タケゾウ」耳を下げろ、前を向かせろ、と叫ぶ。

 「タケゾウ」の生後5カ月と10日の日に散歩にでた。「テケゾウ」の尾はときに真っ直ぐ前方に伸びた状態になることがある。そうした尾がこの日は真っ直ぐ上に伸びたままであった。次の日もそうであった。「タケゾウ」はの尾は太刀尾になるのではないか、と期待が膨らむ。尾をピンと棒状に上に伸ばして前の畑で背筋を伸ばし、四つ足を突っ張って、オシッコをする。そして長いリードをグイグイと引っ張っては飼い主の周りをクルリと回る。向こうの栗林の縁に差し掛かると別の犬(ジュウベエ)がした糞の臭いをかいではその付近にウンチをする。

 日に3度か4度、外に連れだすと「タケゾウ」は律儀にオシッコとウンチをする。グイグイと引っ張るタケゾウの後肢はエックス状になるので大いに気に掛かる。カウホックともいうこうした後肢の状態は望ましくない。がに股もいけないが内股もいけない。そんなことを飼い主が考えていて「タケゾウ」は気に掛けることはない。

 飼い主は「タケゾウ」のあらゆることが気に掛かる。

 生後5カ月にしては「タケゾウ」は小振りなのではないか。このままでは紀州犬オスとして求められる大きさにはならないのではないか。しかし父親はこのころは同じように小振りであった。そうだ同じ血液の「ジュウベエ」も大きくはなかった。それでも「ジュウベエ」は「タケゾウ」よりも大きかった。何とかなるか、しかし何とかならなくてはならない。心配だ、しかし心配しても始まらない。月日の経過がすべてを解決することはわかっている。

(誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。)


【特別な追記】
『しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる』
(藤井聡著 青春出版社、税抜き1200円)
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 犬のシツケとは飼い主がその犬はこのようにあって欲しいと願う状態にすることである。

 「こうあって欲しい」は飼い主によって決まります。

 普通の家庭で飼う犬は人に危害を加えないこと、人の迷惑にならないこと、飼い主にとってこの犬と居ることが楽しいことなどである。

 上に列記したことを簡単に言えば犬の性格が良いことです。

 そして健康であることは飼い主にとって好都合です。

 格好いいこと、可愛いこと、性格が良いこととなどは飼い犬がかわいがられる条件になります。

 そのような犬を生むことができるような犬を飼うことも望みに含まれます。

 犬が飼い主が望むような状態をめざそうとすると、犬の行動の仕方を理解しておくことが大事です。

 犬の性質を理解する、ということです。

 犬は狼の子孫であり、常に主従関係がはっきりした縦社会のなかで生きていて、犬の精神はそうした状況のもとにあります。

 犬を仕付けて訓練することを考える前に、犬の性質を知ることが大事です。

 このための手がかりとなる理論を本に書いているのが藤井聡さんです。

 この人が書いた『しつけの仕方で犬はどんどん賢くなる』(青春出版社、税抜き1200円)です。

 この本を読んで目が覚めた、という人が多くおります。

 どうか読んでいない方は読んでください。

 読んだ人ももう一度読んでください。

 自分がしていることの過ちや犬への間違った理解に気づかされます。

 私が紀州犬愛好家として申し上げる追加項目は、紀州犬の愛好家は避妊手術はしないことを慣わしとしているということです。

 飼い犬の健康の状態、精神のことなど、特別な事情があれば上のことは違ってきます。

(誤字、脱字、変換ミスなどを含めて表現に不十分なことがある場合はご判読ください。)
(数字の表記が漢数字になったり、算用数字になったりしております。惑いつつ統一することをしませんでした。)





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最終更新日  2016年03月18日 11時24分52秒
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