昨年の12月にテナントの入れ替えで入店したChef's V(千代田区丸の内2-4-1丸ビル5F 03-5288-9005)を初めて利用。Chef's Vはヒューリブという会社の経営で二子玉川、恵比寿ガーデンプレイス、田園調布、たまプラーザに展開している。シェフがつくるVegetable野菜たちというサブタイトルがついたレストランだが、メニューを見ると刺身丼だったり、魚プレートだったり、あれれれって感じ。魚プレート(1800円)を選択。ごく普通のカップスープがでてきて、五穀米と鯛のポアレが出てきた。魚にはドライトマトが挟まれており、塩分軽めの味付けを補っているのだが、肝心の付け合せの野菜がごく普通の味の薄い野菜にすぎない。最近は野菜を売り物にしたレストランが増えている。以前は駒澤大学のラターブルドコンマ(未往訪)ぐらいだったが、ウィンザーホテル洞爺の
ミッシェルブラスは野菜のガルグイユがシグニチャーメニューだし、本郷の
SASAOも極めて上質な野菜を使っている。日本料理では銀座の
六雁では野菜のコースを提供しているし、最近ではホリエモンがよく出没するという南青山のGOKAKU(未往訪)も野菜料理の店だ。これらの店に限らず、一定レベルのレストランで使用されている野菜の質はかなり高くなっているというのに、「シェフがつくるVegetable野菜たち」というサブタイトルをつけながらこの野菜は何よって感じだった。食べた印象では1800円の魚プレートの原価率は25%というところ。丸ビルという高い家賃の商業ビルゆえ仕方ないのかもしれなが、割高感を感じざるを得ない。何よりコンセプトと実際のメニューのギャップが気になる店であった。
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