「東宝特撮大プール」の迫力 !
かなり大きな画像は、スクロールボックス無しで掲載出来るか。何んとかこのまま掲載出来そうだ。ともかく、東宝特撮映画に特撮大プールが活躍した時代の特撮映画は見事なものだった。「シン・ゴジラ」が歴代最高収入だと言うが、昭和37(1962)年の「キングコング対ゴジラ」の観客動員数には及ばない。「キングコング対ゴジラ」は1255万人、「シン・ゴジラ」569万人。金額の多寡でなく、動員人数が物語る。(註/観客動員数は資料により、若干異なるが、二者の比較においてはほぼ2 : 1の開きである)。だいたい「シン・ゴジラ」はこれまでで一番、本編が下手だった。鎌倉沖にゴジラが現われるシーンも、所詮ボロの出ないCG頼みだ。縫いぐるみの生物的重みがカケラもない。第一、ゴジラの恐ろしさがまるで感じられない。儲かれば成功ではない。これは所詮、若手が作った奇妙なゴジラ映画だ。何んだ、「新世紀何んとかゲリオン」か ! あのテーマの「残酷な天使の何んとか」はまあノリの悪くない歌だが、何んだとお、「テーゼ」だ「パトス」だあ ! そんな言葉知るか !アニメ畑人間に特撮は無理との証明となった駄作なり