カテゴリ:国鉄型駅名標・案内標
「その1」では主に関西、九州地方で撮影した国鉄スタイルの番線表示を掲載しましたが、ここでは関東地方の駅に残る番線表示を掲載していきます。関東地方でも、貴重な表示が残っている駅が多くあります。さらに、利用者の多い主要な駅でも残っていることがあり、驚かされました。
まずは鶴見線鶴見駅にある番線表示です。国鉄時代の「スミ丸ゴシック」とはやや異なる書体のものですが、形状からして国鉄時代に設置されたもので間違いなさそうです。 鶴見線ホームのレトロな雰囲気と相まっていい味を出しています。 常磐線取手駅の番線表示です。国鉄末期に採用された「JNR-L書体」を使用したもので、さらに主に直流電車の発着する4・5番線の文字色を緑(エメラルドグリーンの103系に合わせたもの)、交直流の中距離電車の発着する3・6番線の文字色を赤(「赤電」と呼ばれたかつての415系に合わせたもの)としています。黒文字以外が使われているものは珍しく、現在ではかなり貴重なものと思われます。 総武本線佐倉駅の番線表示です。取手駅と同じく「JNR-L書体」ですが、文字色は黒色です。 新京成線松戸駅の番線表示です。JR線のものではなく、新京成線の乗り場入口にあるものですが、書体は国鉄の「スミ丸ゴシック」に近いものです。松戸駅ではかつて国鉄(JR)と新京成が改札内のコンコースを共有していたので、その名残なのでしょうか? 総武本線松岸駅の番線表示です。「銚子方面」という表記が追加されたものです。かつて主要駅ではどこでも見ることができたものですが、JR化後に急速に撤去が進んでしまい残っている駅はかなり少なくなっていると思います。書体は「JNR-L書体」でしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.20 00:30:05
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