カテゴリ:踏切の旅~総武本線
銚子駅から銚子電鉄仲ノ町駅に向かう途中にある踏切です。総武本線の踏切という扱いになっており、JRの管轄となっていますが実質的に銚子電鉄線(銚子~仲ノ町間)のみの踏切です。(当ブログでの扱いは「総武本線の踏切」とします。) これは、もともと銚子駅から続いていた総武本線の貨物線が存在していたためで、当踏切には銚子駅から銚子漁港近くにある「新生駅」(貨物駅)を結ぶ線路が通っていました。線路は最後まで非電化で、8620型やDE10などが活躍していました。 貨物線と銚子電鉄線との分岐点は踏切のすぐ先にあり、調べてみると貨物線が存在していたころから踏切部分のみ線路を共有していたようです。踏切には銚子電鉄の600V架線が張られています。 この踏切は銚子市の中心部にあるので交通量は多いです。踏切名は付近にある「妙見宮妙福寺」が由来となっています。 銚子方を見ます。銚子電鉄線は向かって右側から当踏切に進入します。総武本線とはまっすぐに線路がつながっていて、銚子電鉄線に直通できる構造となっています。国鉄時代は総武本線~銚子電鉄線への直通列車(臨時列車のみ)もありましたが、現在はそういった列車はなくなっています。 仲ノ町方を見ます。左に分岐する途切れた線路が総武本線貨物線跡です。銚子電鉄線はやや右に進んでいきます。 貨物線は1978年まで現役で利用され、現在は駐車場や道路となり、新生駅は公園になっています。 妙見堂踏切 120K071M 幅員6.5M 所在地:千葉県銚子市西芝町 撮影日:14.01.06 (以前掲載した記事を再掲載したものです。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.20 10:49:43
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