カテゴリ:路線レポート・鉄道その他
今回は、鉄道博物館に2両展示されている0系新幹線電車のうち、前頭部のみの保存となっている21-25号車を掲載します。
世界初となる時速200km以上での営業運転を行った高速鉄道用車両として名高い0系は、東海道新幹線開業用に昭和39年(1964年)から昭和61年(1986年)までの20年以上にわたって改良を重ねながら製造されました。 空気抵抗を減らすために航空機からヒントを得た前頭部の丸いデザインや、白地に青というスマートな塗装など、新幹線のイメージを人々に確立させた車両といえます。 この21-25号車は新幹線開業にあわせて昭和39年(1964年)に日立製作所で製造された0系の1次車です。当初はH1編成、のちのH25編成の先頭車として活躍し、昭和53年(1978年)に廃車された後は前頭部のみ万世橋に存在した旧・交通博物館に展示されることとなり、同じく現在は鉄道博物館に展示されているD51形蒸気機関車の426号機の前頭部とともに旧・交通博物館の外部に展示されていました。 車内は運転台とデッキ部分のみが残されており、客室部分は残っていません。車番プレートや非常用ドアコックのプレートは(おそらく)オリジナルのものが残っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.29 21:33:47
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