カテゴリ:路線レポート・鉄道その他
今回は、「夢空間」の車両のうち東京都内で保存されている寝台車「デラックススリーパー」(オロネ25 901)を掲載します。現在はレストランの一部として使用されており、個室で食事をすることが可能となっています。
寝台車「デラックススリーパー」は、豪華ホテルのような設備を誇る個室「エクセレントスイート」1室と「スーペリアツイン」2室を備えた車両です。1989年に日本車輌製造で製造され、内装は百貨店の髙島屋が担当しました。 外観は青とシルバーグレーに金色のストライプが入り、1988年に来日した「オリエント急行」の車両を意識したデザインとなっています。 「エクセレントスイート」は、車両の3分の1を占める広い空間にソファーやテレビのあるリビング、セミダブルベッドを備える寝室、バスタブのある浴室を設けていました。「スーペリアツイン」はリビングこそないものの、シングルベッドが2つ並び、ソファーやテレビ、バスタブのある浴室を備えていました。現在では「四季島」や「トワイライトエクスプレス瑞風」などの豪華列車でスイートルームを備える車両がありますが、当時は破格の豪華さを誇っていました。 周囲に木が植えられていることもあり、車両全体を撮影することはなかなか難しいです。 車番表記です。独自の書体を使用したほかの2両とは異なり、伝統的な国鉄フォントを使用しています。 所属表記と銘板です。「夢空間」の車両はすべて尾久車両センター(東オク)所属でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.24 16:50:05
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