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テーマ:今日のこと★☆(104559)
カテゴリ:日記
今日は福岡アジア美術館で開催されている 『白洲次郎と正子の世界展』を見に出かけました。 副題が『風の男と韋駄天夫人の物語』です。 なんだか興味が湧きますよね~ 白状しますと 白洲次郎さんは私の ![]() 誰もが納得するビジュアル面の素晴らしさ そうして原理原則を貫くプリンシプルの男という 精神面の堅牢さ そうして深い教養 ジェントルマンでありながら、その枠に収まらない 時には『野蛮人』と評されるような生命力溢れる逞しさ・・・ う~~ん、 ![]() 展覧会会場には 白洲次郎さんが愛用なさった オリベッティのタイプライターなどが展示されています。 愛用の品というものは どこかしら持ち主の気配を醸し出すものですね。 白洲次郎さんの息遣い、その体温の温もりを感じます。 白洲次郎さんといえば お酒をこよなく愛した方なのですね。 ケンブリッジ時代の友人から 贈られたというウィスキーが展示されていました。 AVANTI COCTAIL BOOK で紹介されていたエピソードなのですが 七代ストラトフォード卿が自分の領地で産するスコッチを 毎年樽ごと贈ったそうですが もしかして 目の前にあるこのウィスキーがまさにそれなのかしら・・ と、目を ![]() ![]() ![]() だってそれは 世界の銘酒を呑みつくした人が呑んで 言葉を失うほどに美味しいらしいんですもの。 その香り、その味わい・・・ ものが違う、実力が違うと唸らせるだけの無名のマイ・バレル。 私にも呑ませてちょうだい。 じ~と見つめながら心の中で呟きました。 数々の品の中で 心に深く残ったのは 次郎さんと正子さんが婚約時代に交換なさった お写真です。 なんて美しいお写真でしょう。 そうして写真の下には、心の篭ったメッセージが・・・ はぁ、羨ましすぎます。 愛 ![]() 正子夫人は『韋駄天夫人』と異名をとるほどに 思いついたことはスグに行動なさる女性だったとか。 おおらかで器の広い女性のように感じました。 骨董品蒐集のお話にも興味を惹かれました。 ひと目見た瞬間 それが本物か偽者かを見抜く、その訓練をなさっていたそうです。 自分の目で選んだ、それが本物であれば自分も本物で それが偽者であれば それを見抜けなかった自分は偽者であると・・・ そんなピンと張り詰めた 勝負を挑むような目で骨董品を選別なさっていたのですね。 私が 美術館や博物館へと足を運ぶのは やはり本物を見ておきたい、 知っておきたいという気持ちからなのです。 本物を知ってさえいれば 物事の本質を見抜くことができますし 決して偽者に騙される事はありませんもの。 だから出来る限り本物に触れたい。 そう、食べ物でも、お酒でも。 正子夫人の境地には 遠く及びませんが なんだか正子夫人の心に共鳴するものを覚えました。 本を読んで知っていましたが あの白洲次郎さんの遺言書を直接見ることが出来ました。 とてもシンプルな遺言書ですね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 遺言書 葬式無用 戒名不要 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 素晴らしいです。 惚れてしまいますよね。 白洲次郎さんに よろしかったら愛の一押しをお願いします ![]() ![]() ![]() 素敵なブログがいっぱいのランキングサイトです ![]() ![]() ![]() 美味しい、簡単レシピが紹介されています ![]() ![]() ![]() 盲導犬へも愛 ![]() ![]() ↓↓↓↓↓ ![]() ![]() ぽちっと押してくださって、本当にありがとうございます <(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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