1431811 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Bar house of  Primrose

Bar house of Primrose

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

Primrose

Primrose

Calendar

Category

Archives

2024/06
2024/05
2024/04
2024/03
2024/02

Freepage List

Favorite Blog

昨日は・・・ New! 杜の都のほろ酔い父さん

音楽活動卒業します えるばぁさん

 Schlafmittel -酒… Schlafmittel_DRCさん
梅太郎の部屋 梅太郎371001さん
今夜も一献 呑気のん兵衛さん

Comments

goodgest3@ こんばんは コンビネーションの香りが興味あります。 …
takuf2396@ Re:鰤の五香甘酢煮(01/07) 台湾に行くと、八角は避けて通れません。 …
りぼんx2☆@ Re:数の子の老酒漬け(01/04) 数の子の老酒漬け! 初めて聞きました。 …
りぼんx2☆@ Re:鰤の五香甘酢煮(01/07) いい出会い?ができてよかったですね。 …
gin&hoku@ Re:鰤の五香甘酢煮(01/07) うちの夫も八角が苦手なのですが これは…

Headline News

2009/07/26
XML
カテゴリ:日記


24日の金曜日の出来事です。


この日は朝から雨が降っていました。

夕方になると

バケツをひっくり返したような大雨となりました。


いつもよりも遅い時間に職場を出た私は

いつもの道へ車を走らせました。


あら、なんだか様子が変です。

! 通行止めです。


何故 ? 


理由は分かりませんが、とにかくこの道は通れません。


どうしようかしら???


ナビがあるので、ナビを頼りに迂回しようかしら・・・

と、思いましたが凄い雨が降っている上に

夜になっていますので暗く周りが良く見えません。


良く知らない道を通るのには不安があり

慣れた道、山越えをして帰ることにしました。



さて、ハンドルを山の方へと切り進んでいくと

!! 道が、道が・・ 小さな湖になっています !!



一瞬、血の気が引きました。

車のエンジンに水が入ったら

それこそオシャカなってしまいます。


まだ買ってから一年足らずの私のプリウスを

そんな目に遭わせるわけにはいきません。


だけど、この道を通らないことには

帰れません。


祈るような気持ちで

慎重に慎重にプリちゃんを湖の中へと走らせました。

幸い、思ったよりは浅いようです。


湖の中に壊れた白いバンパーの破片が浮いています。


きっと事故の痕跡でしょう。

なんだか嫌な予感がしてきました。


ようやくそこを通り過ぎると

水、また水です。


道路が浅い川のようになっています。


ハンドルを水にとられないようにして、

必死の思いで通っていくと

・・・渋滞です。


理由は分かりませんが

4~5台のバスが道を塞ぐように止まっています。

警察官の誘導に従い

大回りして峠へと向かいます。


さぁて、気合を入れて峠をこれようとしたら

泥水が川のように流れてきました!!

木の破片、千切れた葉っぱ、小枝も混じっています。


山の斜面からどんどん泥水が流れてきます。


ああ、土砂が崩れるのは時間の問題だな

私はそう思いました。


それにしても

見慣れていたはずの風景が

どんどん不気味に変貌していきます。


これはもう東野圭吾の『パラドックス13』の世界だなと

そんな気持ちになりました。




パラドックス13




私、無事に帰れるのかしら・・・


不安が胸によぎります。


闇の中、冠水した道路の運転

そうして土砂崩れの予感がする山道の運転で

神経が消耗してきました。


軽いパニックを起こしているのに気がつきました。

正常な判断が出来ないのでは・・・

ますます不安になります。


道の向こうから対向車がやってきました。


対向車が来るという事は

まだこの峠は大丈夫、越せるわ。


その時の私はそう考えて、すこし心が強くなりました。


そろそろと進んでいき

峠に差し掛かり、いよいよ今度は下りです。


泥水も少し勢いが弱くなったようです。

もう、少し

そう思ったときに


信じられない光景が容赦なく現れました。



!! 土砂崩れです !!



すでに、すでに、山は崩れていたのです。


誘導の警備員さんの指示に従って

暗く細い山道をUターンします。

もう勘でハンドルを切り返すしかありません。


一歩間違うと車ががけの下に落ちてしまいます。

緊張が身体を走ります。


なんとか切り返しました。


対向車・・と、思った車は

Uターンして帰ってきた車だったのです。


私の考えが甘かったのです。

大雨を軽く考えたいたわけではないのですが

私の考えを遥かに超える状態です。

いまだかつて経験したことがない大雨に

ハンドルを握る手も震えます。


それにしても

やっとの思いで通ってきた

あの冠水した道をまた通るのか・・・


心が萎えます。


天の助けか

雨脚が弱まりました。


もしかしたら水が引いているかもしれない。

祈るような気持ちです。

さて、あの湖があった場所に戻りました。


水が引いています!!


バンパーの残骸の横をすり抜けて

職場へと車を走らせます。


もう、どの道を選んでも

どこかが冠水しているでしょう。


車で家に帰るのを諦めました。


車は職場の駐車場に置いて

私は地下鉄と電車で家に帰ることにしました。


さて、やっとの思いで地下鉄に乗り

そろそろ乗り換えを

そう思ったときに

突然車の後部座席に大きなバッグを

置きっぱなしだったことを思い出しました。


いつもはトランクに入れるのに

バケツをひっくり返したような雨のため

トランクを開けれずに

後部座席に無造作に置いてしまったのでした。


どうしよう・・・


このごろは車上荒しも出回っています。

バッグを置きっぱなしなんて

私の車を狙ってくださいと

言わんばかりです。


決心しました。


引き返そう・・・


職場に引き返し、バッグをトランクに入れました。

どうか明日迎えに来るまで無事にいて

そんな祈るような気持ちでプリウスを後にします。


地下鉄に乗り、電車に乗り換える頃

ケータイが鳴りました。

心配した父が私を駅まで迎えに来るといいます。

私は『大丈夫。』と、父に告げました。


この状態は普通ではありません。

この先の道がどんな常態か、それは分かりません。

父まで危険な目に遭わせるわけにはいきません。


ここはなんとか自力で家に帰り着こうと

そう思いました。


電車を降りてタクシー乗り場に来ましたが

タクシーは一台もいません。


やはり・・・

そうではないかと思いましたが

こんな日はタクシーは出払ってしまっているのです。


そうこうしている内に

バスが来るのが見えました。


パスに乗って帰ろう。


ようやくホッとしてバスに乗り込みます。


バス停から家まで700メートルほどありますが

なんとか元気に歩いて帰ります。


ようやく家に帰り着きました。

一時は死ぬかと思いましたが

なんとか命があったようです。



職場を出て3時間以上が経っていました。

もう夜の11時です。


父と母は、心配して私を待ってくれていた。



父と母の顔を見ると

なんだかホッとして

どっと疲れが出ました。


とにかくお風呂に入って寝よう。

疲れきった私はそう思いました。





よろしかったら愛の一押しをお願いします
カクテル↓↓↓↓↓カクテル
にほんブログ村 酒ブログ ホームバーへ


素敵なブログがいっぱいのランキングサイトです
花↓↓↓↓↓花
ブログランキング


美味しい、簡単レシピが紹介されています
さくら↓↓↓↓↓さくら



盲導犬へも愛手書きハートの一押しをきらきら
↓↓↓↓↓
犬 財団法人日本盲導犬協会 インターネット募金 犬


ぽちっと押してくださって、本当にありがとうございます <(_ _)>











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/07/26 11:32:27 PM
コメント(8) | コメントを書く
[日記] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.