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山都屋にゃん太郎のノート

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2011年09月05日
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 ちょうどうちの家内と娘と一緒に街に出て、自分ひとりうろうろしていたんです。

 鶴屋のウイング館5Fに高級筆記具ステーショナリーコーナーがあって時々行くんです。よくプレゼントに筆記具を買うときに利用するんですが、この日は何か面白いものはないかなあなんて気分で行ってみました。

 するといつものように

「何かお探しですか?」

と来たので、ついつい

「クロスのボールペンはありますか?」

なんて言ってしまったんですねえ。もちろん「御座います」。

 結局全てのモデルを試し書きさせていただきました。基本的にクロスの定番モデルは細いので、センチュリーとかセンチュリー2などは細すぎて全く合いません。どうも私の手は大きいようです(苦笑)。その中でしっくり来て一番気に入ったのは一番大きいタウンゼントでした。これ13000円するんです(汗)。



 最近はクロスも太軸のモデルをラインナップしているようで、いろいろ見せてもらいました。ものすごく重いモデルから軽いモデルまで軸の色もこちらはかなりカラフルに揃えてありました。

 基本的に定番モデルから新作まで、クロスのボールペンはロータリー式です。ロータリーはどうしても片手で操作しにくいので、どうしたものかと考えておりました。すると、最新作のエッジというモデルを紹介されました。これは軸尻を引っ張るとリフィルが出てきて、押し込むとリフィルが収納されるという、言わばノック式とは逆のメカニズムです。最初は戸惑いますが、慣れると片手で操作できました。値段は5000円でクロスの中では安い方です。これで候補はタウンゼントとエッジに絞られました(すっかり買う気)。



 タウンゼントは個人的にものすごくしっくりきました。ボールペンもここまで来ると書きやすいものです。リフィルは油性ボールペンがついています。ちょっと重いのと、ロータリー式が気になります。

 逆にエッジは片手で扱えるメカニズムで、こちらは軸の太さが書きやすさにつながってます。これはゲルインクリフィルが標準でついているので、油性リフィルを別に買わなくてはなりません。因みにリフィルはタウンゼントやセンチュリーのものとは違って、一回り大きいものを使います。細い方が650円、太い方は750円だったと思います。

 ということで、その時の財布の中身と相談して、エッジに油性リフィルをつけて購入しました。

クロスエッジ1

 さすがにクロスだけあって、袋も上品です。この日は雨が降っていたので、写真には写しませんでしたが、わざわざこの上からビニールをかぶせてくれました。さすが鶴屋万貨店。気配りが違います。

クロスエッジ2

 箱もなかなか上品です。いかにも「高級筆記具」って感じです(実際そうなんですが)。こうした部分のデザインはアウロラやペリカン、シェーファーなど欧米のメーカーは上手いですね。

クロスエッジ3

 中はこんな感じで入ってました。各国語で書かれた説明書と、一緒に購入した油性ボールペンリフィルです。

クロスエッジ4

 色はシルバーと黒とグリーンがありまして、ブルーは既に売れてました。ちょっと考えてグリーンを選んできました。

クロスエッジ5

 軸尻を引っ張って伸ばすとこんな感じで筆記状態になります。標準で水性ゲルインクリフィルが入ってます。この日はこれで日記を書きました。

 太軸なので、万年筆のようにはいきませんが、水性ゲルインクの軽さも手伝って、日記を書く分にはスラスラ書きやすかったです。とっても楽でした。ジェットストリームでは1000円モデルでもこんな風には書けません。なんてったって太いので、ポケットに差して持っていくわけにはいかんでしょうね。でも、こう見えて結構軽いんですよ。因みにクリップはスプリング式になってます。

 気になったのは口金が少しだけ合ってないということです。リフィルがほんの少しだけグラグラしてます。後でリフィルに薄いセロテープを巻いてみようと思います。

 もうしばらくしたら油性リフィルに替えて、定評あるクロスの書き味を堪能してみたいと考えています。





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最終更新日  2011年09月05日 20時01分11秒
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