テーマ:今夜のばんごはん(49782)
カテゴリ:懐かしい中国・台湾料理
排骨(正しく読むと「パイグー」ですが、日本では「パイコー」とか「パーコー」とか言われてますね)麺、昔から好きです。
初めて食べたのは上京して間もなくの頃、中華街ででしたが、サクッと揚がった豚肉が麺にどーんと乗っていること自体が驚きで、せっかくのサクサク感がもったいない!と思いつつも、肉にスープを吸わせると、衣の油と豚肉の下味が徐々に溶け出してスープも美味しくなるんですよね~。感心しながら夢中で食べた記憶があります。 ――時は流れてそれから十数年後。私は外では殆ど排骨麺(または排骨飯)を食べません。何故なら自分で作れるから!もちろん、すごく複雑にいろーんな調味料を混ぜ合わせる高級店の味には及びませんが、「それっぽい感じ」にはなるんですよ、意外とカンタンに^^;ほら↓ 「排骨」は肉のついた肋骨、すなわちスペアリブのことを指しますが、骨付き肉は下味をつけて調味した方が美味しいためか、転じて今では骨付きでなくとも「豚肉に下味をつけて揚げたもの」がそう呼ばれているようです(日本のお店では、豚ロース肉を使っていることが多いですね)。 下味のつけ方もいろいろですが、私が好きなのは しょうが・にんにくのすりおろし、酒、醤油、カレー粉と隠し味程度にはちみつを混ぜた中に漬け込み、片栗粉をつけて揚げるやり方。お店によって、小麦粉に卵を混ぜた衣もあれば、卵をつけた後で片栗粉をたっぷりしみこませて揚げる方法もあります。要はお好みで、ご自分の好きな感じに調整していただければOK。卵を使うとよりボリュームが出て、片栗粉を使うとサクッと揚がります。 この日はダンナさんの帰りが遅かったので、下のように私は麺で(左)、ダンナさんには丼にして(右)出しました↓ ごはんにのせる場合は、そのままでも十分美味しいですが、漬けダレにオイスターソースと水を加えて煮立たせ、とろみをつけてかけるとより美味しいです^^(お弁当に入れる場合は、ごはんがベチャッとなってしまうのでかけない方がいいかな・・・) 使うお肉は、もちろん厚みのあるロース肉なら間違いなく美味しいですが、お弁当に入れるなら、若干薄めのお肉でも十分だと思います。この日も厚切り肉がなかったので、しょうが焼き用の厚さのもので作りました。要は、この味付けを覚えればいくらでも応用がきくということです^^; そんな訳で、冷めても美味しい排骨、是非作り方を覚えてください!お子さんからビール好きなご主人まで、家族みんなが好きな味だと思いますよ!! ≪味付けを覚えると応用が利く、カレー粉とはちみつがポイント!「排骨」麺&飯≫レシピ:作りやすい分量 <材料> ・豚ロース肉(またはしょうが焼き用、スペアリブ) お好みの量 ・片栗粉 適量 (下味用) ・にんにく 1かけ ・しょうが 2~3cm ・醤油 大さじ1.5 ・紹興酒または酒 大さじ2 ・はちみつ(なければ砂糖) 大さじ1/2 ・カレー粉 小さじ1 ・塩、コショウ 少々 (その他) ・揚げ油 ・つけ合わせの野菜(青梗菜、小松菜などが美味しいです) ・オイスターソース(なくてもよいです) 1) 豚肉に塩・コショウ(多め)をなすりつけ、下味用の材料(にんにく・しょうがはすりおろします)を混ぜ合わせた中に漬け込んでおく(最低でも30分以上)。 2) 1)の豚肉を取り出して片栗粉をたっぷりまぶし、180度に熱した揚げ油で、衣がこんがりするまで裏返しながら揚げる(たっぷりの油でなくても、フライパンに1cm程度敷いた油でもOK)。 3) これを麺にのせる場合はそのまま切ってのせ、丼にする場合は肉を取り出した後の漬けダレにオイスターソース少々を加えて水でのばし、フライパンで温めて水溶き片栗粉でとろみをつけたものをかけると美味しいです。また、さっと茹でてから強火でシャキッと炒めた青菜は必ず添えましょう!(もちろん、香菜をのせても美味しいですよ^^) ★薄めのお肉を使う場合は塩と醤油の量を少なめ、厚めまたは骨付き肉を使う場合は多めにしてください(味の染み方が異なるため)。 ★中華は大体そうですが、これも若干の甘みを加えないと美味しくできません。排骨には砂糖よりもはちみつの甘さがぴったり来るように思います。甘さはお好みで調節してくださいね^^後味がほのかに甘い、ぐらいの少なめが、個人的には好きです。 ↑ ↑ 2種類のランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします^^励みになってまーす!^0^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.20 16:39:52
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