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2012年03月09日
カテゴリ：川や海
習志野市の南端に、東京湾を串刺しするように飛び出ている埋立地がある。東京湾に面し、ほぼ東西方向に伸びる海岸線(約2ｋｍ)は、護岸ブロックと防波堤により守られている。茜(あかね)浜である。 京葉線・新習志野駅から海側へ約40分歩くと、防波堤の先端に辿り着く。道路より1ｍ程高い防波堤角部のコンクリート天端からは、三番瀬を見渡すことができる。同時に東京スカイツリー、東京都心、および新浦安の新興住宅街を望むことが出来る。 長方形した埋立地の中間部に東経140度通過標のモニュメントがある。この140度の子午線は、千葉県鎌ケ谷市を通過し、宇都宮市をかすめて秋田県八郎潟に到る。南はオーストラリアのアデレード市を通過する。 茜浜の由来は、冬の海に映える入り日が美しい処を意味している。冬季の夕陽は南西側になるので、東京湾の真ん中、アクアラインの海ほたる付近に沈む時期があるという。この防波堤が後あと30度程北に向いていれば、春～秋にかけて夕景が楽しめ、より多くの人が集う所になっただろうと思う。
写真-1 習志野市の京葉埠頭へ向かう貨物船と東京スカイツリー。茜浜の先端で観る。
写真-2 茜浜埋立地を守る防波堤は、東西方向に一直線に伸びている。
写真-3 三番瀬越しに東京都心を望む。中央の遠景が東京タワー付近か・・。
写真-4 茜浜緑地の海岸に設置されている東経140度線通過標。秋田県の八郎潟も通過する。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2013年07月13日 09時12分48秒
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